奥泉和也加茂水族館クラゲドリーム館 閉館危機救ったクラゲ『情熱大陸』

(出典 : https://www.tripadvisor.jp/)

今回は、閉館の危機を乗り越え、人気おでかけスポットとなった山形県鶴岡市立加茂水族館・愛称クラゲドリーム館と、クラゲ専門の飼育員として加茂水族館を牽引してきた奥泉和也さんをクローズアップしたいと思います。

90年の歴史の中で、

閉館の危機を何度も乗り越え、

リニューアルを経てみごと再生した

加茂水族館。

窮地を救ったのはサンゴの水槽に

紛れ込んだクラゲでした。

クラゲがもたらした転機はどんなものだったのか。

お世辞にも便利とは言えな

い立地にありながら、

現在は入館2時間待ちも珍しくない

ほどに賑わう人気ぶりの秘密は何か。

ユニークな面白さの詰まった姿を

見てみたいと思います。

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プロフィール

奥泉和也さんは1964年生まれ。

海と釣りを愛する子ども時代を経て、

高校卒業後、加茂水族館に就職。

アシカの飼育員となりました。

しかし、入場者が大幅に減って、

加茂水族館は閉館の危機を迎えてしまいます。

そんな折、偶然見つけたクラゲを飼育、

展示して好評だったことから

「クラゲの水族館」に舵を切り、

世界一のクラゲ水族館に

なるまで育て上げました。

現在はクラゲ飼育のための

研修なども積極的に行なっています。

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以前はお客さんが来なくて閉館も

加茂水族館は、

1930年の鉄道の開通を機に、

市と温泉組合によって

加茂港のそばに建てられました。

最初の閉館は、第二次世界大戦の際の、

軍の施設としての接収でした。

戦後、再び水族館としてよみがえり、

1964年には現在の荒崎の岬に移転します。

高度経済成長期の1967年には

20万人が訪れて盛況となりましたが、

そのあとは入館者が減少して

厳しい状況に陥り、

1971年にはとうとう閉館してしまいます。

有志が私財を投じ

地元の人の寄付を受けて

翌年にはどうにか復活しますが、

それでも厳しい状態が続きました。

バブル崩壊後の1997年に

入場者数は9万人まで落ちこみ、

お客さんが一人も来ない日もあったそうです。

当時の館長が個人で負債を担保し、

いろいろな手を尽くしても失敗が続きました。

入場者数が過去最低を記録する中で、

その転機となったのは、クラゲの展示でした。

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窮地を救ったクラゲ

(出典 : https://www.tripadvisor.jp/)

1997年のある日、サンゴの水槽に偶然、

クラゲが紛れこみました。

加茂水族館は、それをきっかけに、

クラゲに特化した水族館へと舵を切ります。

常時30種類以上のクラゲが泳ぐ

「クラネタリウム」や、

200匹のミズクラゲが泳ぐ巨大な円形水槽

「クラゲプラネット」では、

美しくライトアップしたクラゲの

幻想的な姿を披露しました。

2000年にはクラゲの展示種類数が日本一になります。

さらに、「クラゲを食べる会」

立ち上げ商品開発を行ない、

クラゲのしゃぶしゃぶや握り寿司、

ナタデココ風クラゲココなどを売り出します。

この食品の企画は大当たりし、

クラゲアイス、クラゲまんじゅう、

クラゲようかんと種類を増やして、

館内にはクラゲレストランも開きました。

クラゲ定食やクラゲラーメンなどが受け、

4倍の売り上げを得ることができたといいます。

2005年には、クラゲ展示数が世界一になり、

ギネスブックにも登録されました。

(出典 : https://www.tripadvisor.jp/)

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クラゲが切り開いた現在

2008年に下村脩氏がノーベル化学賞を

受賞したことも追い風になりました。

蛍光たんぱく質が、オワンクラゲから

開発されたのです。

このオワンクラゲを飼育していたことで、

加茂水族館は注目され、

入館者数は一気に2倍になりました。

2012年にリニューアルを経て、

現在は1年あたり50万人を集客する、

山形県有数の観光地となり、

休日には入館まで2時間待ちもザラ

というほどの人気となったのです。

(出典 : https://www.tripadvisor.jp/)

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ユニークなイベント

加茂水族館では、クラゲ学習会や、

クラゲ飼育水槽の貸し出しなど、

クラゲメインの活動に加え、

アシカショーやウミネコの餌付けなどの

イベントも行っています。

また、夏には年間パスポート保持者限定

(当日購入も可)で、水族館の屋上テラスでの

サマーキャンプを開催。

今年は8月3日(土)~4日(日)の予定で、

夜の水族館見学や、ふだんは見られない

バックヤードにも入ることができます。

アクセスデータ

加茂水族館へのアクセスは・・・

電車利用

JR鶴岡駅から庄内交通バス

「湯野浜温泉行き」に乗り約30分、

「加茂水族館」下車すぐ

車利用

山形自動車道・鶴岡ICより約15分

開館時間

9:00~17:00(最終入館は閉館30分前)

夏休み期間は17:30まで延長

無休

料金

一般(高校生以上)1,000円
小中学生500円
未就学児 無料

お得な年間パスポートもあります。

一般 2,500円
小・中学生1,250円

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まとめ

まさに山あり谷ありの歴史を持つ

加茂水族館ですが、人気スポットとなって

本当に良かったと他人事ながら

感動してしまいました。

クラゲがふわふわと漂う姿に比べると、

人間の生活はずいぶんとせわしなく見えますね。

そんなゆるキャラっぽさが現代に受けたのでしょう。

きれいにライトアップされたり、

中には自分で光ったりするクラゲの

ゆるふわな世界は、ヒーリング効果もバッチリ。

写真を見るだけでもとても美しく、幻想的です。

街から離れた、岬の突端にあるロケーションですが、

足を運ぶ価値はじゅうぶんあると思います。

以上、奥泉和也さんと、加茂水族館の紹介でした。ではでは~

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