(出典 : https://mainichi.jp)
長崎県の銅座川で、川べりに
落ちた子猫の救出劇が
行なわれました。
画像で一部始終をまとめました。
午前8時25分 川に子猫が
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長崎市の観光名所・新地中華街沿いを
流れる銅座川で、川べりのコンクリートに
しがみついている子猫が発見されました。
顔が水面スレスレに出ていますが、
体は水につかっています。
急な角度のある護岸は、子猫には登れません。
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橋で子猫の様子を見ている親猫がいます。
子猫を励ますように鳴いていました。
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子猫は自力で移動し、少し離れた
排水溝へたどり着きました。
通報を受けて長崎県警の
警察官が網を持って来ましたが、
子猫は排水溝の奥へ逃げ込んで
しまい、姿が見えなくなります。
警察官も「後は市役所に
お願いするしか」と打つ手なしに
思われました。
午前8時36分 子猫が側溝に
なんとホテルの前の側溝から
子猫の鳴き声が聞こえて
きました。
通行人も立ち止まり、
心配そうに見ています。
親猫も、人間を恐れず
側溝のフタに駆け寄ります。
隙間から子猫が見えました。
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父猫と母猫でしょうか。
心配して懸命に声をかけ続けています。
必死に鳴き続ける母猫。
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午前8時38分 側溝の蓋を開ける
通行人や、ホテルの宿泊客など、
大勢の人間が側溝の蓋を開け、
子猫を呼びました。
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蓋をはがして、顔を突っ込むように
して苦戦します。
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わずかな隙間から、子猫の顔が見えました。
午前8時48分 無事脱出
側溝から自力ではい出した子猫が、
飛ぶように走ってホテルの
生け垣に飛び込み、
無事救出できました!
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親猫たちもすぐに駆け付け、
びしょ濡れの子猫をなめて
やります。
子猫は母猫のお乳に吸い付き、
やっと安心したようです。
親猫たちもホッとした様子で、
3匹そろって固まると、
ホテルの脇で子猫の体を
なめてやり、落ち着かせて
いたそうです。
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親子の再会 愛情深い猫たち
ノラネコと思われる親子ですが、
人間が大勢いるところでも
逃げださず、ずっと子猫を
心配していた親猫に
心打たれました。
人間がなんとかしようと
30分近くも奮闘している間、
ずっと鳴き続けて、
決して子猫をあきらめなかった
ことに、猫の愛情深さを
感じた救出劇でした。
子猫はそこそこ大きく、
乳離れしているようですが、
それでも母猫のお乳に
吸い付いていたことも印象的です。
また、猫の世界では、
父親と母親が共同して何かをする
というのは珍しいと思うのですが、
今回はともに子猫を心配しており、
救出後は3匹で固まっていた
のも感動しました。
無事救出できて、
本当に良かったですね。
以上、人間と猫たちの
子猫救出のニュースでした。
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