訃報ショーン・コネリー死去90歳の出演作をマニアックにレビューしてみたよ

10月31日、

名優・ショーン・コネリー

亡くなりました。

90歳とのことなので、大往生と

言えるでしょうけど、2006年、

73歳で俳優を引退してしまった

のは、残念でした。

当たり役といえば、007こと

ジェームズ・ボンドですが、

私としてはボンドのころよりも

あとの、渋いおじいちゃんに

なってからのコネリーが好き

だったので、ボンドはあえて

外して思いつくままレビュー

して追悼したいと思います。

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『ハイランダー 悪魔の戦士』フアン・ラミレス役(1986年)

(出典 : http://blog.livedoor.jp

いきなりマイナーですみません。

でもかっこいいので許してください。

物語は、「首を斬られない限り

死なない『ハイランダー』という

種族が、最後の一人になるまで

戦い続ける」というもので、

ショーン・コネリーが演じた

のは、主人公を鍛える、老いたる

戦士、ラミレスです。

ものすごく長い時間を生きてきた

歴戦の戦士なのですが、

「3番目の妻はサキコという名の

日本人だった。彼女の父から

もらったのがこの刀だ」

と、いきなり日本刀をかかげる

のでびっくり。戦闘でもこの

日本刀をぶん回すという、

へんてこ設定が忘れられません。

へんてこなりに興行は成功した

ようで、『ハイランダー2』も

制作されたのですが、こちらは

1作目の良さがだいなし!の

さらなるへんてこストーリーで、

悪役のマイケル・アイアンサイドの

怪演以外見どころがなかったです。

『レッド・オクトーバーを追え!』ラミウス艦長役(1990年)

(出典 : https://blog.goo.ne.jp

こちらは堂々主演ですので、

今さら説明もないかと思いますが、

『ハイランダー』のラミレスに

続いてこちらは「ラミウス」と

いう名前の役なのでちょっと

ややこしいです。

↑のスチル写真は、

大物・ショーン・コネリーと、

御大・スコット・グレンの間に

挟まって、オロオロするアレック・

ボールドウィンという、この物語の

本質をついています。

ラミウスはロシア人なので、

作品冒頭でショーン・コネリー

ロシア語を話しています。上手い

のかどうかは分かりません。

また、この時のショーン・コネリー

白髪のかつらをつけています。

しかし、ショーン・コネリー

すごいところは、かつらをつけても

取ってもかっこいい!ところ。

役作りとはいえ、なかなかできない

ことですね。

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『アンタッチャブル』ジム・マローン役(1987年)

(出典 : https://cinemore.jp

準主役のマローン役で、ショーン・

コネリーがアカデミー賞とゴールデン

グローブ賞でそれぞれ助演男優賞を

獲得しためでたい作品。

マローンの死にざまがすごかったです。

自ら流した血の海で床を這う姿と、

オペラを鑑賞しているアル・カポネ

(ロバート・デ・ニーロが怪演)の

顔がカットバックして、彼の死を

オペラの音楽が劇的に盛り上げます。

ブライアン・デ・パルマ監督作品

なのでカメラがぐるぐる回ります。

あと、『戦艦ポチョムキン』の

オマージュがあります。

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『ロビン・フッド』リチャード1世役(1991年)

『アンタッチャブル』で主演を

張ったケビン・コスナーつながりで、

こちらも主演はコスナーです。

ショーン・コネリーの登場は

最後の最後の1分間のびっくり

特別出演で、しかしみごとに

おいしいところを持って

行ったのでした。

一瞬の出演だったので、写真が

見つかりませんでしたが、満面の

笑顔でした。

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『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』ヘンリー・ジョーンズ役(1989年)

(出典 : アマゾンより)

かわいいおじいちゃん役といえば

コレ!でしょう。

インディ・ジョーンズの父親で、

聖杯伝説を追う学者ですが、

かなりコミカルな役どころで、

ショーン・コネリーが演じた

中でもキュート&セクシーの

頂点だと思います。

しかし、このとき

ショーン・コネリーは59歳、

息子役のハリソン・フォードは47歳、

なんと12歳しか年が違わなかったと

いうのがびっくりでした。

(出典 : http://senior-movie.mdma.boo.jp

20年たっても変わらないのか、

20歳老けて見せたのか、年齢を

自在に操る俳優ってすごいなあと

思いました。

ヘンリーはインディに近づく女を

ナチスのスパイだと見破るのですが、

理由が「寝言で言ってた」。。。

息子のインディがあぜんとする

シーンですが、ショーン・コネリー

色気を思えばぜんぜんオッケー!でしたね。

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『ファミリービジネス』ジェシー・マクマレン役(1989年)

(出典 : https://movies.yahoo.co.jp

1989年でもう1本。

題名のファミリービジネス=

家族経営は、この物語の家族の

場合、なんと泥棒。

おじいちゃんのジェシーが往年の

大泥棒、その息子・ヴィトは

子供の誕生とともに足を洗った

ものの、ジェシーに引きずり

込まれてしまうカムバック泥棒、

そしてヴィトの息子アダムは

大泥棒のおじいちゃんをやたら

尊敬してしまって泥棒家業に

足を突っ込もうとする危なっかしい

青年という、親子3代の物語。

基本、コメディだけど、最後は

切ない、ハートウォーミングな

作品です。

名監督シドニー・ルメットの作品

ですが、企画の段階で、

「祖父はショーン・コネリー

みたいなタイプで~、父は

ダスティン・ホフマン

みたいな感じで~」

と言ったら、その本人たちが

オファーを受けてくれてしまった

ため、低予算だった予定の製作費が

2人のギャラですっとんだという

逸話があります。

名優2人を迎えて、孫役の

マシュー・ブロデリックの

プレッシャーは半端なかったと

思いますが、みごとに無鉄砲な

孫を演じ切ったのもよかったです。

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『ザ・ロック』ジョン・パトリック・メイソン役(1996年)

(出典 : http://higehigemojamoja.blog.fc2.com

わーい、ロン毛だ~と私が喜んだ

作品。

魔の刑務所島・アルカトラズから

ただ一人脱走に成功した男、

という設定でした。

このロン毛が奏功したのか、

ショーン・コネリーはのちに

『ザ・ロード・オブ・ザ・リング』の

ガンダルフ役をオファーされている

のですが、残念ながら実現しません

でした。

それはそれで見てみたかった

気もします。

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こうしてみると、ボンドの

お色気路線からシリアス、

コメディ、かつらも自毛も

変幻自在に演じ分けた名優

でした。

誇り高きスコットランド人で、

サー(騎士)の称号も得ていた、

気高き志の持ち主だった

ショーン・コネリーさんに

R.I.P.です。

ではでは~

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