山下メロはなぜファンシー絵みやげを集める?収集のために会社も辞めた経歴 『マツコの知らない世界』

(出典 : https://cakes.mu/)

今回は、8月25日オンエアの

『マツコの知らない世界』

登場した、平成レトロの収集家・

山下メロさんをクローズ

アップしたいと思います。

山下メロさん自身が命名した

ファンシー絵みやげとは何か?

山下メロさんの子ども時代の

影響や、収集にかける情熱を

見てみたいと思います。

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ファンシー絵みやげと命名

1980年代後半から90年代前半に

かけての一時期に、全国の観光地で

売られていたかわいい絵柄の雑貨

みやげを、山下メロさんは、

ファンシー絵みやげと命名し、

収集、保護、研究しています。

観光地のお土産といえば、

かつては土地の名産の食品や、

こけし、木彫りのクマの置物など、

どこもあまり変わり映えしなかった

ものでした。

そこに、1980年代後半から、

北海道でキタキツネのかわいい

イラストを配した雑貨が登場し、

それまでなかった、若者や

子ども向けの商品として受け

入れられ、大ヒットしました。

↑キタキツネのキーホルダー

(出典 : https://cakes.mu)

このヒットに続こうと、日本全国で

かわいいイラストを配した若者向けの

商品が大量に作られたのです。

↑典型的なファンシー絵みやげののれん。

(出典 : https://cakes.mu)

山下メロさんの定義によれば、

これらのみやげ物は、2頭身の

キャラなどのかわいいイラストを

使用し、ローマ字の表記が多く、

時に蛍光色などのハデな

色づかいがされたもの、となります。

筆者あたりの年代には「そうそう、

こんな感じのいっぱいあったよ!」と

モロにささるのですが、平成後半

以降の生まれの人の目には1周

回って新しいと映るのでしょうか。

そんな気付きを与えてくれるのも、

山下メロさんがこうしたみやげ物に

ファンシー絵みやげという名前を

付けてカテゴライズしたからと

言えるでしょう。

確かにあの時代に大流行したもの

であり、誰もが知っていたのに、

今まで誰もそれに名前を与えて

いなかったもの、それが

ファンシー絵みやげなのですね。

山下メロさんの経歴

山下メロさんは、1981年生まれ。

ちょうど小学生くらいの時に

ファンシー絵みやげの世界と

出会っている世代です。

山下メロさんは、みずからの

アイデンティティに影響した

ものを「早生まれ」だといいます。

つまり、幼少期には体格や知能などで

4月・5月生まれの子に圧倒的に

差をつけられ、1年の遅れを

ひしひしと感じていたのだそうです。

幼稚園では、やってることが理解

できず、それは自分がダメな

子どもだからだと思わされたこと。

また、小学校に上がっても、

同学年の子どもとの競争に勝てない、

という劣等感を持ち続けたのだとか。

そのことから山下メロさんは、

みんなと同じことをする、

あるいは競争することをあきらめ、

みんなが気づいていない、

知らない場所を探すようになり、

争わずに勝てるフィールドを

求めるようになったのだそうです。

大人になった現在は、幼少期の

1年の差は大きいと理解することも

できるわけですが、みんなと同じ

ことからは離れるというマインドは

残り続けたのでした。

そうして、世に知られていない

価値を求め、たどりついたのが

平成レトロの世界であり、

みんなが知っているのになぜか

名前すらついていなかったものを

ファンシー絵みやげと命名して

収集・分析するという現在に

つながっているのです。

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山下メロさんのライフワーク

誰とも争わずにすむオンリーワンの

世界を見つけた山下メロさんは、

人が忘れていたものに再び光を当て、

価値を見出すことをライフワークに

しています。

それはファンシー絵みやげなど、

当時はやっていたものに限らず、

昔の部屋を再現するという、

人の記憶を掘り起こすイベント

などにも表れています。

山下メロさんの収集の集大成

として、2019年に東京・高円寺で

開かれた、「なつかし部屋再現展

のプロデュースなどがあります。

当時は流行っていてみんなの部屋に

あったけど、今はない懐かしいものが

よみがえる展示ですね。

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収集のために会社も辞めた

ファンシー絵みやげは各地の

みやげ物だったことから、

山下メロさんは全国の観光地を

回り、売れ残っているファンシー

絵みやげを探す旅をしています。

なんと、その収集旅のために

会社まで辞めてしまわれたと

いいますから、すごいですね。

現在は、作家、研究家として

本を出版したり、テレビ出演などを

こなしたりしています。

2018年に発売された書籍・

ファンシー絵みやげ大百科』。

書名にたがわぬ大ボリュームの

1冊で、お値段も3,080円と、

まさに集大成です。

コレクションにもいろいろありますが、

まさか自分のコレクションに

名前を付けるところから始め、

価値そのものを掘り起こす人が

いるとは思いませんでした。

こうした活動が、さらに時代を

経ると民俗学と呼ばれるの

でしょうが、平成レトロは

昔すぎず、今すぎず、の

はざまにハマっている時期だと

思います。

それはまさに競争相手のいない

空白地帯ですが、後世に残す

ためにその価値をカテゴライズ

する山下メロさんのような人が

必要なのですね。

以上、ファンシー絵みやげ

コレクター、山下メロさん

ついてでした。

ではでは~

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