れきしクン@長谷川ヨシテルの歴史ナビゲーターへの道が戦国武将のようだ!

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今回は、「れきしクン」こと長谷川ヨシテルさんをクローズアップしたいと思います。

もともと学校では歴史の授業が苦手だったれきしクンが、どのように歴史に興味を持ったのか。歴史の知識で芸能界を突っ走り、現在は歴史ナビゲーター・歴史作家となったれきしクンの歴史を調べてみました。

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プロフィール

れきしクン@長谷川ヨシテルさんは1986年生まれ。

野球少年で、東京六大学野球に出たくて立教大学に入学しますが、野球の実力はイマイチだったとかで2年で退部。講義にはまじめに出ていたそうで、歴史・地理の教員免許を取っています。

卒業後、高校時代からハマっていたお笑いの芸人を目指し、「あかいらか」という漫才コンビを結成します。のちにコンビは解散しますが、ピン芸人として活動します。

2012年にテレビ番組『芸人○○王(戦国時代編)』の出演者を決めるペーパーテストで91点というトップの成績を取り、ほぼ無名ながら番組に出演、なんと優勝を果たしました。

それ以降、歴史に詳しい芸人として知られるようになり、現在は赤かぶとをかぶり、「れきしクン」というあだ名をもって、歴史ナビゲーターとしてさまざまな活動や、著作を発表しています。

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歴史の知識をどうやって吸収したのか?

実は歴史の授業は苦手だったというれきしクンが、どうやって歴史の知識を得たのでしょうか。

きっかけは意外にも20歳の時の海外旅行だったそうです。

日本を飛び出たことで、逆に自分は日本の歴史を知らない、日本のことを知りたい、と強く思ったとか。

しかし、帰国して日本史を勉強しようと思っても、何から手を付けていいかもわからないありさま。

その時、たまたま自分の名前・ヨシテルを検索したところ、足利義輝の名前がヒットし、初めて興味を持ち、歴史への入り口を見つけます。「義輝かっこいい!」と思ったことが、のちの歴史ライフのスタートになりました。

そしてゲーム『信長の野望』にのめりこみ、長編の歴史小説にも挑戦し、徐々に知識をつけていた中、聖地巡礼=お城めぐりを始めます。

ゲームと小説から、実際の史跡巡りへと興味が広がったのでした。

歴史ナビゲーターとしての転機

お笑い芸人として活動していた中で、れきしクンの歴史を決定づける出来事がありました。

それは、爆笑問題が出演するNHKの『爆笑問題のニッポンの教養』。

専門家と語りながら、面白く、しかしスマートに歴史を分かりやすく伝える太田さんを見て、「オレがしたいのはこの仕事だ!」と決心。お笑いから歴史の伝道者という目標に向かい始めました。

そして、『芸人〇〇王 戦国時代編』でぶっちぎりの優勝を果たし、「歴史に詳しい芸人」というキャッチフレーズを得て以来、活動の軸足は歴史へと変わっていったのです。

仕事の内容は歴史に重心が移り、歴史バラエティ番組の放送作家や、歴史関係のライター、歴史マガジン『歴史人』での連載も始めます。

↑『歴史人』ブログ 長谷川ヨシテルの最弱の城~お願いだから攻めないで~

↑20万円したという赤具足。これは当時の長谷川さんにとって大きな買い物だったそうですが、みごと「元を取った」記念の品だそうです。

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さらには、歴史小説を書くことに目覚め、『決戦!小説大賞』という小説コンテストで第1回と第2回それぞれで入選の快挙をなしとげます。

ただ、入選では小説が世に出ないことに気づいた長谷川さんは、なんと手作りで自分の小説のコピー本を作り、販売を始めたというから、かなりユニークというか、行動力のある人です。しかも2017年までに1000冊を売り上げたというからびっくりです(この本、のちにお宝になるんではないでしょうか)。

やがて歴史小説の解説を書く仕事や、歴史本の執筆の仕事が来るようになり、長谷川さんは「いつのまにか歴史が仕事になった」と実感するようになったそうです。

共著ですが、初めての商業誌がこちら↓ 漫画『信長の忍び』の副読本です。

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現在は著書多数、作家としても活躍

長谷川さんは現在、「れきしクン」というニックネームで、「歴史ナビゲーター」という立ち位置を得て、専門家と一般の人の間を取り持つ仕事をしています。

芸人だったキャリアも、明るいトークに役立ち、テレビやラジオの出演の他、各地のイベントでの司会の他、歴史ものの番組の構成作家やリサーチャーの仕事、数々の著作の発表や講演会なども行っているそうです。

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歴史の専門家ではないけれども、専門家と一般の人の橋渡し役として、日本の歴史をナビゲートしているれきしクン@長谷川ヨシテルさんは、「歴史は知れば知るほど、知らないことが増えていく、奥深い世界」といっています。

赤いかぶとをかぶった姿をトレードマークにして、「好き」を仕事にしたれきしクンは、素晴らしいナビゲーターとして今後も活躍してくれるでしょう。

以上、れきしクン@長谷川ヨシテルさんの紹介でした。ではでは~

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