(出典 : https://www.asahi.com)
今回は、3月21日オンエアの
『世界が驚いたニッポン!
スゴ~イデスネ!!視察団』に
出演した、
ウエンツ瑛士(ウエンツ・
えいじ)さんをクローズ
アップしたいと思います。
いかにも白人という風貌の
ウエンツ瑛士さんですが、
自らもネタにするほど、
実は英語が話せませんでした。
そこから心機一転、
イギリスに留学して、
英語と演劇を1年半にわたり
猛勉強、2020年3月10日に
無事帰国しました。
ウエンツ瑛士さんの留学は
どんなものだったのか、
肝心の英語はどのくらい
上達したのか、見てみました。
「外人顔」なのに英語が全く話せなかった
ウエンツ瑛士さんは、
ドイツ系アメリカ人の父と、
英語ペラペラの日本人の
母の間に生まれたハーフ
ですが、お兄さんが日英の
バイリンガルである一方、
日本生まれで日本育ちの
ウエンツ瑛士さんは、
家族でただ一人、英語が全く
話せないという背景が
ありました。
いわゆる「外人顔」なので、
周囲は勝手に「英語がペラペラ
なんだろう」と思い込むわけ
ですが、本人は全く話せない。
これは、ウエンツ瑛士さんに
とって、実はものすごい
プレッシャーだったのではないかと
思います。
バラエティ番組では、
そのギャップを売りにして
笑いを取っていましたが、
やはり思うところがあった
のでしょう。
2015年ころから留学を
考えていたという
ウエンツ瑛士さんは、
3年の準備期間を経た2018年に、
イギリスへの留学を実現しました。
タレント活動ではレギュラー
番組をいくつも持ち、映画や
ドラマにも出演して
俳優としてのキャリアも築いて
いたにも関わらず、それらを
すべて休止しての一大決心でした。
ウエンツ瑛士さんの現在の英語力は?
(出典 : https://www.excite.co.jp)
イギリスのロンドンに留学した
ウエンツ瑛士さんは、
語学学校に通うことから始めた
のですが、その初日に間違って
同名の別の学校に行ってしまった
くらい、英語ができなかったと
いいます。
そうして、5段階の下から2番目の
クラスに入ったものの、はじめの
3か月はまともに会話ができ
なかったそうで、
「うつのようになった」ほど
つらかったそうです。
それでも必死に食らいつき、
演劇のレッスンにも通う
ようになり、英語力は
メキメキと上達。
そんなウエンツ瑛士さんの
1年半の留学の成果を見ようと、
バラエティ番組の
『火曜サプライズ』で、
タレントのヒロミさんがイギリスへ
出向き、ウエンツ瑛士さんと
再会しましたが、その時の
ウエンツ瑛士さんは、
レストランにアポなしの取材交渉が
できるほど、流ちょうな英語を
話してヒロミさんを驚かせました。
さらに演劇の勉強も実を結んで
いました。
(出典 : https://www.asahi.com)
2019年の11月に、ロンドンの
バブシアターで、自ら舞台を
プロデュースしていたのです。
ウエンツ瑛士さんは独力で
脚本家や俳優にオファーし、
2人芝居を制作・上演し、
念願の舞台に上がったのでした。
英語が全く話せなかったところ
から、たった1年強で芝居の
プロデュースまでできるように
なったというのは、本当に
すごいことだと思います。
ウエンツ瑛士さんがこの1年間、
必死に勉強してきたことが
よく分かる、みごとな成果ですね。
帰国、バラエティ番組に出演
ネイティブスピーカーと互角に
渡り合えるほどの英語力と、
舞台の本場での上演経験を
ひっさげて、ウエンツ瑛士さんは、
2020年の3月10日に晴れて
日本に帰国しました。
そうなると気になるのが、
日本で以前のように仕事が
できるか、という点ですが、
帰国と同日に
『ニッポン視察団!』への
出演が決まっていて、
ウエンツ瑛士さんはなんと
羽田空港からスタジオに直行
して、収録に駆けつけたそうです。
この日のテーマは「外国人が
選んだジャパンフード」で、
ウエンツ瑛士さんが、
1年半ぶりの日本料理に
感激して涙ぐむ姿がオンエア
されました。
実はウエンツ瑛士さんは、
イギリスの土地になじむために、
徹底してイギリスの料理を
食べていたとのこと。
途中、お母さんがお米を持って
わざわざイギリスまで来て
くれたので、そのごはんだけは
食べていたそうですが、
それでも食にいたるまで
イギリスにどっぷり漬かった
生活だったため、久しぶりの
日本料理が本当にうれし
かったようです。
ウエンツ瑛士さんの今後は
それまでどれほど人気が
あっても、いったん仕事を
離れてしまうと復帰は難しい
芸能界ですが、
ウエンツ瑛士さんは、絶対に
戻ると決めていたそうです。
(出典 : https://www.asahi.com)
それは、海外で勉強したいと
思った人が、留学を実現させ、
帰国しても、ちゃんと復帰して
また活躍できるということを、
自分より若い世代に実例として
見せたいから、という、
とてもしっかりした理由からでした。
羽田空港からスタジオへ直行し、
時差ボケしながらも日本の
芸能界に戻ってきた
ウエンツ瑛士さんは、きっと
それを実現して見せてくれる
でしょう。
以上、留学から帰国した
ウエンツ瑛士さんについてでした。
ではでは~