今回は、西島秀俊さんをズームアップしたいと思います。
西島秀俊さんは、この春スタートのドラマ『きのう何食べた?』と、5月24日公開の映画『空母いぶき』にそれぞれ主演。どちらも人気マンガの実写化とあって、ファンの期待が高まっています。
ほのぼのドラマと緊迫したドラマ。真逆の作品に対し、どんな役作りをしているのか、見てみました。
西島秀俊さんとは・・・プロフィール
1971年生まれで今年48歳の年男の西島さん。
1992年(21歳)にドラマ「はぐれ刑事純情派5」で俳優デビュー。
1993年(22歳)で、これも柴門ふみの人気マンガの実写化ドラマ『あすなろ白書』にゲイの男性役で出演しています。↓
さすがに若い!ですね(*^^*)
1999年(28歳)『ニンゲン合格』に主演し、第9回日本映画プロフェッショナル大賞・主演男優賞を受賞し、一気に実力派俳優として注目され、以降、映画でドラマで大活躍されています。
2005年(34歳)の『帰郷』では、第15回同主演男優賞、第20回高崎映画祭・最優秀主演男優賞を受賞。
2011年(40歳)、第68回ヴェネチア国際映画祭出品のアミール・ナデリ監督作品『CUT』の主演など、グローバルな活躍も注目されました。また、ヴェネチアをテーマにしたフォト・エッセイブック「MEMORIES OF VENICE」 を発行、エッセイの才能も見せてくれています。
今年2019年(47歳)に入ってからは『メゾン・ド・ポリス』にも出演されました。
3月29日に48歳のお誕生日を迎えたばかりです。
ドラマ『きのう何食べた?』に主演~ニッコニコの笑顔
春スタートのドラマ、よしながふみ原作マンガの実写化『きのう何食べた?』に、内野聖陽さんとダブル主演が決定! 「ゲイカップルの地味な方」、弁護士の筧史朗、通称・シロさんを演じます。
↑原作の絵柄に見事に寄せてきて、ファンも納得のビジュアル化になりました。これは良い実写化です! カップルという設定もきっと笑顔そのままに、ほのぼのといい感じを出してくれることでしょう。
映画『空母いぶき』に主演~キリリ引き締まった戦う男の顔
そして5月24日公開が決まった、かわぐちかいじ原作マンガの実写映画化作品『空母いぶき』の主演も大注目。
原作の秋津よりも渋い! しかし、最年少一佐という設定もしっかり生きている表情だと思います。
第5護衛艦隊を率いて未曽有の危機に立ち向かう「いぶき」艦長・秋津竜太役ですが、重圧と決意がみなぎる、戦う男の顔になっています。
艦長という役柄上、激しいアクションはないと思いますが、その分、アップで撮ることが多いと思われますので、表情の演技に注目ですね。
まとめ――どっちのファンも大満足
『きのう何食べた?』のシロさんと、『空母いぶき』の秋津艦長、比べてみてください! この差はスゴイです!
・・・並べて見ると、同一人物とはパッと見分かりません。真逆の役柄で、マンガの実写化作品を演じる西島秀俊さん。
実写化というと、原作マンガの人気がすでに固まっている半面、ファンの厳しい目にさらされて、時に「原作とぜんぜんちがう!」と怒られかねないものですが、この2作品に関しては大丈夫だと思います。
しかも同時期の公開でこれほどみごとに「化け」られたらもう何も言えません。まさか、シロさんと秋津を同じ人が演じるとは思いませんでしたが、スタート前のキービジュアルだけで納得してしまいました。
西島秀俊さん、お見事です!
まったく異なる2作品を楽しみにしています。
以上、西島秀俊さんのマンガ実写化作品2点の紹介でした。ではでは~