池上無双こと池上彰について こどもニュースから選挙特番まで

今回は、池上彰氏をズームアップしたいと思います。

『週刊こどもニュース』のやさしいお父さんから、選挙特番での「池上無双」の二つ名まで、日本のジャーナリズムに「池上以前」と「池上以降」が存在する稀有な人物が今どんな評価を得ているのか、調べてみました。

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プロフィール・・・素顔の池上さん

公の場でご自身を語ることはめったにないという池上氏ですが、経歴はこんな感じです。

1950年8月9日、長野県松本市生まれ。

奨学金を得て慶應義塾大学経済学部に入学、卒業。

1973年(22歳)にNHK入社。

ニュースアナウンサー時代は↑こんな感じだったようです。

1994~2004年(44~54歳)まで「週刊こどもニュース」に「お父さん」役で出演。

分かりやすい解説はこの時代につちかわれたそうです。

2005年(55歳)でNHKを退職。以降フリーランスのジャーナリスト、著述者として活動します。

2010年、テレビ東京で選挙特番「池上彰の選挙スペシャル」に登場。前代未聞の大活躍をします。

ジャーナリストとしての活動の他、膨大な数の著作や、東京大学をはじめ日本大学、立教大学他にて客員教授、特任教授として教育界でも活動されています。

プライベートに関してはめったに言及されませんが、既婚者で子どもが3人いるそうです。

SNSなど、インターネットでは活動されていませんが、唯一の公認ファンサイト「池上彰ファンクラブ」があり、活動状況や連載などが読めます。「会費は取りたくない」という池上さんのスタンスから、会員登録は無料となっています。

↑「池上彰ファンクラブ」のトップページです。入会無料なのでお子さんや学生さんにもやさしいですね。私も思わずPayPalでカンパしてしまいました♪

サイトには、貴重なプライベート情報もアップされており、

酒もたばこもやらない

趣味は新聞の切り抜きと海外の地図集め

陰口がキライ

などなど、エピソードとともに紹介されています。

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『週刊こどもニュース』のお父さん

そして、池上彰といえばコレ!といえる番組『週刊こどもニュース』初代「お父さん」役で、番組開始の1994年から2004年まで出演していました。

国内外の政治、経済、歴史や文化などを、池上「お父さん」が、子どもにもわかるように解説したこの番組は、なんと池上氏自身か企画を出したとか。

まさに生みの親・育ての親だったわけですが、みごと大当たり。

しかも、子ども向けのはすが、ふたを開けて見れば大人も見て勉強していたという全方位型の人気番組になりました。

この時代は「やさしいお父さん」キャラで人気者でした。

ハイ、過去形です。

そのやさしいお父さんが、大人向けに豹変するのが・・・

選挙特番の「池上無双」

2010年の参議院議員選挙で、テレビ東京が池上彰氏を冠に持ってきて選挙特番『池上彰の選挙スペシャル』を組みます。

ここで池上氏のジャーナリスト魂が火を噴いた!!

それまでの選挙特番が、つまらなくて当たり前だったところを、インタビューと称して首相以下、政治家たちにバッサバッサ!と斬りこみ隊長。たじろぐところにさらに突っ込み、最後の5秒で本音を引きずり出して見せる姿に、日本中が大仰天しました。

政治家がうろたえたり、本気になってつっかかってきたりしたときの池上氏の表情は「ふふふ、かかったな…!」的な、そら恐ろしい笑顔。

以降は、池上氏に恐れをなして、政治家たちがバックレたり、取材お断りをしてきたりの、まさに要注意人物扱い。逃げる政治家を捕まえようと、プライベートで買い物中だった小泉慎太郎氏に突撃取材を食らわすなど、数々の武勲?を立てました。

もはや、「やさしいお父さん」ではありません。

それまでタブーであった、公明党と創価学会の関係にもザックリ斬りこんだときは、視聴者も慌てるあまり、「池上さんが刺される!」「池上さんにSPつけて今すぐに!」などの書き込みが、ネット上に溢れました。

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また、議員の紹介テロップも、これまた前代未聞の突っ込みどころ満載のネタだらけで抱腹絶倒、視聴者は大爆笑。ネット上にはまとめサイトまで出現しました。

Naverまとめ

池上彰・選挙特番の当確テロップの内容がおもしろすぎるw 【安定のテレ東】

これは「空気を読まないテレ東」と「鬼ジャーナリスト・池上彰」の前例なき選挙特番として大成功。2012年の総選挙特番ではギャラクシー賞を秀賞、2014年には視聴率が民放トップに躍り出るなど、選挙特番の在り方を大きくくつがえす快挙となりました。

そうしてついたあだ名が、池上無双です。

まさに並ぶ者のない、池上氏にしかできない切れ技にふさわしい、良いあだ名だと思います。

さらには、鬼ジャーナリストが悪魔に昇格し、「政界 悪魔の辞典」コーナーが登場。アンドリュース・ビアス著「悪魔の辞典」にならい、政治の世界をブラックに解説してくれるコーナーで弁舌をふるっています。

↑テレビ東京の番組紹介サイトより「政界 悪魔の辞典」。

↑文春オンラインでも連載中。「Web 悪魔の辞典」。

とうとう、池上さんから「やさしいお父さん」の顔が消えてしまった瞬間でした。

ネットの世界は「アンチ池上」?

かように八面六臂のご活躍の池上氏ですが、ネットを探索しますと、いわゆる「アンチ池上」がうじゃうじゃいることに気づきます。

ミクシィには「池上彰の学べるニュースが嫌い」コミュが存在し、ツイッターではさんざんにこきおろすやからが多数湧いています。

しかし、「アンチが生まれてこそ一流」とも言います。難しい話題を軽やかに解説してくれる池上氏にコンプレックスを抱いているのでしょう。はたまた「頭いい池上に騙されないオレはもっと頭イイ」みたいなマウンティングが多数みられます。池上氏が積極的にネットで発信しないのは、そんなアンチに時間を使いたくないからかもしれません。

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まとめ――常識や予定調和を超えて

ということで、池上彰氏の「やさしいお父さん」から「悪魔の辞典」に至るまでの、ジャーナリストとしての切れ味を追ってみました。年とともにその切れ味は容赦なく、すがすがしいまでの切れっぷりを発揮していると思います。

今後も、他の報道陣がドン引きするような質問をはなってほしいと思います。

以上、池上彰氏のクローズアップでした。ではでは~

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