(出典 : https://www.yaruki-lab.jp)
今回は、2月23日オンエアの
『セブンルール』に出演する
作家の新川帆立(しんかわ・
ほたて)さんをクローズアップ
したいと思います。
ミステリー作家の登竜門・
『このミステリーがすごい』
(通称・このミス)で満場一
致の大賞を受賞した
新川帆立さんは、いろんな
ことが規格外のスゴイ人でした。
また、そんな新川帆立さんの
旦那さんもまた、規格外の
良い人でビックリでした。
どのくらいスゴイのか、
見ていきましょう。
新川帆立さんのプロフィール
生まれた時から持っていた!
新川帆立さんは1991年生まれ。
生まれた場所は、アメリカの
テキサス州ダラス。あのケネディ
大統領が暗殺されたことであまり
にも有名な街ですね。
アメリカで生まれたということは、
アメリカの市民権を持っている
ということ。
生まれた時から「持っている」人
だったんですね。
生まれてすぐにアメリカから
戻ったようですが、子ども時代を
過ごした宮崎県では、小さい頃から
集団生活に慣れることができず、
また、遊ぶような場所もないと
思って、ずっとひとりで勉強ばかり
していたそうです。
消去法で選んだ囲碁部で全国大会出場!
中学卒業とともに、お父さんの
仕事の都合で、茨城県土浦市に
引っ越すことになり、高校は
茨城県立土浦一高に通いました。
高校生活はものすごく楽しかったと、
新川帆立さんは回想しています。
宮崎県から、東京へすぐ出られる
茨城県に居を移したことで、県外に
出たいという希望がかなったことが
大きかったようです。
なので、高校ではいろいろなことを
やろうと思って、勉強以外のことにも
夢中になったそうです。
それでも、部活を決めるときは、
運動音痴だし、楽器もできないし、
と消去法で囲碁部に所属すること
にします。
ところが、そんな風に入った
囲碁の世界でなんと全国大会まで出場。
地頭の良さをこれでもかと発揮
されたエピソードですね。
作家になると決意
そして何よりも人生を決めたのが、
高校1年の時に読んだ夏目漱石の
『吾輩は猫である』でした。
あまりに面白かったので、他の
文豪の作品も読んだそうですが、
彼らの悩みには共感できず、
エンタメとしての小説に没頭。
やがて読むだけではなく、
書くことに興味を持ったと
いいますが、この時から
新川帆立さんは
「自分は作家になる」と周囲に
宣言していたそうです。
東大合格~弁護士になる
そして高校卒業後は、
東京大学の理科に入学します。
理系なので医者になろうかと思った
そうですが、学部を決める前期試験で
医学部には落ちたとか。
新川帆立さんの人生を調べて
いると、この不合格が最初の
挫折だったのでは?と思え
ますが、医学部こそだめだった
ものの、医学部以外のどの学部にも
入れるという成績を出すことは
できたため、手に職をつける意味で
弁護士資格を取ろうと法学部に入学、
卒業されています。
手に職、の理由は、小説家に
なろうとすると、時間がかかり
そうだし、作家になれても
即売れるものでもないだろうから、
食いっばぐれないように、という
作家になるための保険だった
そうです。
保険で東大卒の弁護士って
すごすぎますね。
プロ雀士にもなる!
その後、司法試験にも無事
合格し、司法修習という見習い
期間に入るのですが、この時に
高校時代に覚えた麻雀の腕に
箔をつけるべく、日本プロ麻雀
協会のプロテストにみごと合格。
1年間だけだったそうですが、
プロ雀士として活動していた
そうです。
やっぱり新川帆立さんは頭が
良すぎるようです。やろうと
思ったことでことごとく成果を
出しているのはすごすぎます。
そうして司法修習を修了した
2017年、26歳で弁護士登録を
して、さらに大手法律事務所に
就職が決まります。
就職もあっさり大手なんですね。
もうびっくりです。
人生初の体調不良!人生を変える
しかし、仕事があまりにも多忙で、
残業時間が160時間なんて生活を
していたとき、新川帆立さんに
とっては初めての、体調不良で
倒れるという経験をされています。
それまでずっと健康に過ごしてきて、
一度もなったことのないめまいに
襲われ、パニックになった
新川帆立さんは、
「このまま死ぬのかな」と思い、
しかしすぐに
「まだ小説を書いてない!
ここで死んだら無念だ!」と
強く意識したのだそうです。
東大法学部卒で弁護士で、さらに
体も病気1つしたことのない健康体
だったというのは、驚き以外の何物
でもないのですが、初めてだった
からこそ、人生のかじ取りを大きく
変えるほどの経験にすることが
できたのでしょう。筆者など、体調
不良はしょっちゅうですが、人生
変わっていません。新川帆立さん、
劇的すぎます。
その決意から弁護士事務所を辞め、
企業の法務部に転職して仕事量を
減らし、プライベートでは
山村正夫記念小説講座に入会して
いよいよ小説家への道を歩み始め
ました。
とはいえ、すぐに結果が出る
ことはなく、2年の間に新人賞
などに応募した作品は全滅。
それでもあきらめず、会社でも
「自分は作家になる」と公言して
いたといいますから、やっぱり
すごい人です。
なんだか、「海賊王に俺はなる!」の
ルフィみたいです。
そうして2021年1月、2回目の
チャレンジとなった
『元彼の遺言状』でみごと、
「このミステリーがすごい」の
大賞を受賞! 本当に作家と
して文壇にあがったのでした。
それにしても、世の中にはこんなに
すごい人がいるんだなあ~と
あっけにとられるような人生を
歩んでいる新川帆立さんですが、
仕事で順風満帆・絶好調の一方で、
結婚はどうされているのか、
気になって調べてみたところ・・・
新川帆立さんの夫が良い人すぎる!
番組にも登場しましたが、
新川帆立さんのお相手は
東大在学時代に知り合い、
ともに切磋琢磨してきた、
弁護士の男性でした。
まあある意味、当然というか、
釣り合っていらっしゃいますね。
というか、そういう人でなければ
結婚に至らない気もしますが、
やはり夫婦は同じステージの者
同士がくっつくのですね。
そしてこの旦那さん、
とっても「できた人」でした。
受賞作『元彼の遺言状』を3週間で
書き上げたという新川帆立さんは、
執筆中は何もできなくなるという
のですが、その間は旦那さんが
家事全般をこなしてくれると
いうのですから、素晴らしすぎます。
しかも、新川帆立さんが小説家に
なることをまったく疑わなかったとか。
「身近に全肯定してくれる人がいて
よかった」と新川帆立さんは言って
いますが、そんな素晴らしい人を
パートナーにできたということは、
新川帆立さん自身もまた、
「できた人」なのだろうなと思いました。
いろいろ調べましたが、
なんかもう、非の打ち所がない、
素晴らしすぎる人ですね。
頭がよくて何でもできて、
体も健康で、旦那さんも素晴らしい
人に恵まれた人が、小説を書いて
大賞を受賞してしまう・・・
この人の存在自体が小説のようです。
いえ、小説にしたらチートキャラ
すぎて編集にボツをくらいそう
ですが、こんな人もいるんだなあと、
筆者呆然となりました。あまりに
恵まれすぎていて宇宙人のようで、
嫉妬すら起きません。
ということで、作家・新川帆立さんの
プロフィールと、旦那さんについてでした。
ではでは~