今回は、お笑いコンビ・
パックンマックンのパックンこと、
パトリック・ハーランさんを
ズームアップしたいと思います。
お笑いに限らず、今や文化人と
しても活躍しているパックンですが、
最近、都心に豪邸を購入した
そうです。いよいよ本格的に
日本に根を下ろすという決意を
固めたのでしょうか。
そんなパックンを追ってみました。
プロフィール
パックンは1970年、
アメリカ・コロラド州の生まれ。
両親の離婚後は貧しい生活で、
10歳の時から新聞配達などの
アルバイトをしていたことも
あるとか。
アメリカの名門・ハーバード大学に
入学、比較宗教学を専攻し、
1993年(23歳)に卒業します。
同年、友人の誘いから「出来心で」
来日。福井県で英会話学校の講師に
なりますが、俳優になりたくて上京
――のはずがなぜか?お笑い芸人
「パックンマックン」として
NHK『爆笑オンエアバトル』に
出場し、人気を得ます。
知名度が上がり、俳優としての
仕事も増えます。
テレビドラマでは、
1996年『世にも奇妙な物語』や、
1999年『ウルトラマンガイア』
などに出演。
2010年には大河ドラマ『龍馬伝』で
アーネスト・サトウ役を演じました。
映画では、2010年の『ダーリンは
外国人』に出演。
2014年には、劇場アニメ
『名探偵コナン 異次元の狙撃手』で
声優としても活躍しました。
その人気と知名度を盤石に
したのは、2003年スタートの、
NHKの英会話番組
『英語でしゃべらナイト』の
レギュラー出演でしょう。
地あたまの良さを生かし、
お笑いに限らず多方面に
活躍するパックンこと
パトリック・ハーランという
存在が確立しました。
また、英会話やコミュニケー
ションに関する書籍を数多く
発表するなど、テレビや映画に
限らない、幅広い活動をこなす
ようになりました。
硬派なところでは、ニューズ
ウィーク日本版の連載コラム
なども手掛けています。
現在は、お笑い芸人の
「パックン」と、文化人の
「パトリック・ハーラン」の
二つの顔で活躍されています。
来日~お笑い芸人から『英語でしゃべらナイト』へ
来日した当初は、英会話講師を
しながら日本語を覚えたという
パックンですが、親御さんには
「外資系の企業に勤めている」と
ウソをついていたそうです。
確かに、ハーバード大卒の
エリートコースをブン投げて
しまった印象がありますね。
しかし超アタマいいパックンの
こと。日本語ぺらぺらになって
選んだのは話術が命のお笑い
芸人の道でした。
相棒を得て、「パックンマックン」と
して活躍。ハーバード大卒の
変わった芸人として、
日本語ではボケ、英語ではツッコミを
かまし、NHK『爆笑オンエアバトル』で
人気を掴みました。
俳優になりたかった、という
夢とはちょっとズレてる気も
しますが、「日本語がものすごく
上手な、変わった外国人」として
注目されたのは間違いでは
なかったでしょう。
そして2003年、NHKの
『英語でしゃべらナイト』に
レギュラー出演、一気に全国区の
知名度を得ました。
文法やふつうの会話だけでなく、
ハーバード大卒の「エリートの
喋る英語」、「理知的な
ディベートや交渉術」などを
紹介する、一段上の英会話を
披露したところに
パックンならではのオリジナリティが
あったと思います。
芸人として、俳優として、文化人として活躍
パトリック・ハーランとして、
一人での活躍もめざましい
限りですが、そうなると巷に
出るのが、「コンビ不仲説」や
「解散説」。
しかし数々のライブ活動を
はじめ、2019年春からは、
BS日テレの音楽番組
『イマウタ』のMCを務めるなど、
お笑い芸人としての活躍も
ちゃんとありますので、
安心できますね。
なりたかったという俳優の
お仕事も、2015年のドラマ
『鬼と呼ばれた男〜松永安左エ門』、
『私が愛する日本人へ〜ドナルド・
キーン 文豪との70年〜』、
2018年の『歴史秘話
ヒストリア』など、
主にNHKのドラマに数多く
出演。
フジテレビのドラマ
『大貧乏』など、
民放ドラマにも出演されて
います。
2014年には『映画名探偵コナン
異次元の狙撃手』で声優として
も活躍しました。
また、近年は文化人としての
活躍もめざましいパックン。
英語関連をはじめ、文化考察など、
数多くの書籍を刊行しています。
↑アマゾンの紹介ページに
ジャンプします。
『ジュニアエラ』など、
お堅いイメージの雑誌で
連載コラムを持ち、
ハーバード大卒のエリートなら
ではの論評や、ユーモアを
交えた文章を執筆しています。
プライベート 豪邸購入!
プライベートでは、猛アタック
の末、2004年に元モデルの
鯉沼芽衣さんと結婚、
1男1女をもうけています。
そして、2013年には都内某所に
なんと2億円の豪邸!を建てた
そうです。
高額な収入を積極的に投資活動に
回しているとのことなので、
そのリターンで建てたのでしょうか。
アメリカ人らしいなあという印象と、
家族愛、何より日本に根を下ろして
暮らすというパックンの気持ちが
うかがえるエピソードだと思います。
まとめ
芸人や、俳優、文化人としての
様々な活動を見て、やっぱり
パックンは頭いいわ、と改めて
思いました。
どのパックンを見ても、伊達に
ハーバードは出てません、
という感じの、スマートな
立ち位置、モノの見方、
そして考え方がよくわかる
ものばかりで、たくさんの顔を
本当にうまく使いこなして
いるのがよく分かります。
彼が日本に来て、私たちに
いろいろな姿を見せて
くれているのは、とても
ハッピーなこと。
これからもいろんな
パックンを見ていきたいです。
以上、
パトリック・ハーランさんの
紹介でした。
ではでは~