(出典 : https://dot.asahi.com)
“1億円貢がせ離婚“と呼ばれた
加藤紗里さんの離婚事情
ですが、1月の離婚から2か月が
過ぎた3月15日の夜に、なんと
警察沙汰になったそうです。
発端は、二人が住んでいた
マンションに加藤紗里さんが
帰宅したところ、玄関のカギが
付け替えられていて、加藤
紗里さんが入室できないように
なっていたというもの。
加藤紗里さんを締め出した
元夫のやり方に問題はないのか、
また、どうしても中に入ると
迫った加藤紗里さんは不法
侵入にならないのか。
家からの締め出しが犯罪行為に
あたるのかどうか、調べてみました。
加藤紗里さんのお騒がせはこちらも!
元夫が鍵を付け替えて加藤紗里さんを締め出し
事の起こりは15日の夜に、
加藤紗里さんが元夫と
同居していたマンションに
帰宅したところ、2つある
カギのうちの1つが付け
替えられていて、締め出しを
食ってしまったことでした。
加藤紗里さんは、離婚に
より、その部屋を3月末に出て
いくことになっていたのですが、
残り2週間の期限を待たずに
元夫がカギを交換していたのです。
加藤紗里さんはインターホンを
鳴らしたり、ドアを叩いたり、
果ては様子を見に出てきた
隣人の好意でベランダに出させて
もらい、窓も叩いたといいます。
室内には加藤紗里さんの私物
として、現金200万円と、身の
回りのもの、ブランド品や
貴金属など、加藤紗里さん
いわく「1億円くらいのものが
ある」とのことでした。
部屋の中からは応答が全く
なかったものの、中には
「占有屋」を名乗る男が
居座っており、その男が
警察を呼んだことから、
騒ぎはさらに大きくなり、
加藤紗里さんは激怒。
しかし、元夫は断固として
入室を拒否したそうです。
締め出しは元夫の不法占拠?
元夫は、マンションの借主は
自分で、加藤紗里さんが
荷物などを勝手に置いていたと
主張したそうです。
しかし二人はすでに離婚して
おり、加藤紗里さんが3月末に
マンションを出ていくことは
決まっていたわけですから、
なぜその期限を待たずに、
加藤紗里さんの私物が残って
いる状態で鍵を付け替えて
しまったのかは理由が
分かりません。
筆者の知り合いで、相手の
荷物をすべて家の外に出し、
鍵を付け替えて配偶者を
締め出した剛の者がいましたが、
加藤紗里さんが自分の
私物を持ち出すこともさせない
というのは、元夫による
不法占拠に当たるのでは
ないでしょうか。
加藤紗里さんが無理やり入室したら不法侵入?
元夫がかたくなに入室を
拒んだとしても、室内に
加藤紗里さんの荷物が
あるのは事実です。
加藤紗里さんがそれらを
取り戻したいというのは
当然でしょう。
しかし、窓ガラスを割るなど
して中に入った場合、
加藤紗里さんは不法侵入に
問われるのではないでしょうか。
業者を呼んで鍵を開けたら器物損壊になる?
さらに、ここでもし、
加藤紗里さんが業者を
呼んで、鍵を開けてもらった
としたら、それも犯罪行為に
なるのでしょうか。
可能性としては、鍵を壊した=
器物損壊罪があるかもしれません。
警察は「民事不介入」でどちらの味方でもない
こうした状況では、日本の
警察は民事不介入の立場を
取ります。
つまり、刑事事件ではないと
みなし、どちらの味方もしない
ということです。
これは夫婦喧嘩などでも
同様で、刃物で刺したなどの
明らかな犯罪性がない以上、
警察は双方をなだめておわり、
なのです。
こういう状況で警察を
呼んでもあまり効果は
ないということですね。
それでも、深夜という時間帯と、
加藤紗里さんが妊娠中である
ことも考慮され、加藤紗里さんは
警察署に連れて行かれ、元夫とは
警察を介して交渉したといいます。
結局、警察に仲介してもらったお騒がせ
(出典 : https://news.livedoor.com)
民事不介入とはいえ、今回の
ケースでは、警察はかなり
親切に動いてくれたようです。
警察官が元夫と、警察署に
いる加藤紗里さんの間を
往復し、加藤紗里さんが
要求した財布や金庫の書類、
服やバッグなどを取って
きてくれたのだそうです。
しかも時間は深夜の3時だった
といいますから、もう破格の
待遇だったと思います。
それでも加藤紗里さんの
怒りは収まらず、
「すべて元夫が悪い」と
気炎を吐いていたとのことで、
むしろ警察の人たちに
ご苦労さまという感じです。
締め出しは犯罪なのか?
加藤紗里さんのケースでは、
マンションの室内に加藤
紗里さんの私物が残って
いるので、入室する権利は
ある、とみるようです。
とはいえ、元夫が無理やり
外に追い出したりはして
ないので、強要罪には
当たらないとし、警察が
締め出し自体を犯罪として
扱うのは難しいというのが
実情のようです。
結局、法律違反とは
言い切れないという、
消極的な理由で、警察が
どちらかの味方をすることは
ないということです。
また、このマンションを
元夫が借りている以上、
鍵を付け替えることは、
法律的に問題ないとされます。
しかし、これが結婚している
夫婦の場合になると、一方が
カギを変えて締め出す行為は、
相手の占有権を侵害するとして
事件扱いになる上、締め出された
側が、鍵の業者を呼んで鍵を
開けてもらうことも違法では
ないといいます。
加藤紗里さんの場合、
すでに離婚していますので、
私物があると言っても占有権を
主張することは難しいでしょう。
とはいえ、荷物は間違いなく
加藤紗里さんの財産ですので、
それらを運び出す権利はあります。
元夫が荷物を引き渡さないと
いうことは財産の着服になるため、
できません。
結局、締め出しは犯罪とは
言い切れないが、物はちゃんと
返すように、ということ
みたいです。
なんだかあいまいな感じが
しますが、現状ではグレー
なのですね。
そもそも締め出しという
行為は、自分のなわばりから
相手を追い出すもので、
非常に感情的、情緒的、
あるいは本能的な行動です。
これをやったらもう2度と
修復は、感情面においては
できないと言える最終手段です。
犯罪でないとしても、十分に
破壊的といえますし、殴り合いの
けんかにも等しいものです。
そうなると、「坊主憎けりゃ
袈裟まで憎い」の要領で、
自分の縄張りに相手の物が
あることも許しがたくなり、
物が一気に放り出される
かもしれません。
しかし、そこはなんとか
こらえて、穏便に加藤
紗里さんに引き取らせるのが、
大人の対応であり、犯罪に
発展しない方法だと思います。
すでに十分、警察のお世話に
なったのですから、暴力沙汰で
またまた面倒をかけるのは
ナシにしてほしいですね。
以上、加藤紗里さんの元夫に
よる、締め出し行為についてでした。
ではでは~