(出典 : http://news.nicovideo.jp)
シャキッとするエナジードリンクの
レッドブルが50円の値下げを
発表しました。
現在の241円から190円(いずれも税抜)に
変わるそうです。
うれしい半面、カフェイン中毒に
なるんじゃないかと心配になる人も
いるでしょう。
レッドブルを何本飲むと危ないのか、
調べてみました。
カフェイン中毒ではどんな症状が出るの?
(出典 : cocacola.co.jp/article/caffeine_01)
カフェイン中毒とは、1日以内の
カフェイン消費量が250mgを
十分に超えることで起こる不快な
症状、あるいは重篤な危険を
指します。
具体的には、落ち着きがなくなる、
頭痛がする、顔が赤くなる、
興奮する、トイレが近くなる、
といった軽めの症状から始まり、
1g以上のカフェインを摂取した
場合は、嘔吐を繰り返したり、
筋肉のけいれんや頻脈、または
不整脈などが起こるされています。
重篤な場合は、心肺停止による
死亡例もあるようです。
また、摂取量については、子どもや
高齢者の場合は少ない量でも発症
することがあるので注意が必要です。
一方で、日常的にカフェインを
摂取している人は、いわゆる耐性が
ついているため、多くのカフェインを
摂取しても症状が出ないことが
あります。
もっとも、症状が出ないからと
いって摂取量を増やせば、耐性が
あっても危険なのは確実です。
レッドブル、何本飲むとヤバイの?
では、具体的に、1日に何本以上の
レッドブルを飲むとカフェイン中毒の
発症ラインに入るのでしょうか。
青い棒グラフがカフェインの含有量
(出典 : https://fuwaloco.com)
上のグラフは代表的な栄養ドリンクや
エナジードリンクにどのくらいの
カフェインが含有されているかを
示したグラフです。
量的にはモンスターエナジーが
いちばん含有していますが、
レッドブルは1本あたり80mgの
カフェインが入っています。
ということは、1日に3本飲むと、
危険とされる250mgのギリギリ
手前の240mgを摂取することに
なります。
4本を超えると危険ラインを越え、
飲みなれている人でも5本以上
飲むのはかなり危険です。
カフェインは眠気を飛ばして
活動的にしてくれるので、
ついつい多く摂りがちですが、
死亡例もあることを忘れない
ようにしないといけません。
また、救急搬送されるほどの
重症患者の数は、2011年度には
10人、12年度5人だったのですが、
13年度24人、14年度25人、
15年度37人と、エナジードリンクが
普及してきた13年度あたりから
急増しています。
このことからも、エナジー
ドリンクに対して医師は
警鐘を鳴らしています。
なにごともほどほど、という
ことで、安くなったと言っても
1日1~2本までにとどめておく
のが安全でしょう。
以上、レッドブルの値下げと
カフェイン中毒の危険について
でした。
ではでは~