(出典 : https://item.rakuten.co.jp/cook/ld2403/)
今回は、伊豆諸島最南端、
日本一小さい村の青ヶ島村で
手作りされている幻の塩・
ひんぎゃの塩をクローズアップ
したいと思います。
塩なのに甘みがある!と言われる
ひんぎゃの塩。
断崖絶壁の青ヶ島を取り囲む
黒潮の海水から1か月近い
時間をかけてじっくりと
製造される自然塩です。
青ヶ島の自然と、ひんぎゃの塩の
製造工程、そして売り切れ続出の中、
唯一販売しているサイトをご紹介します。
「ひんぎゃの塩」の製造工程
青ヶ島は火山の島で、
「ひんぎゃ」とは「火の際(ひのきわ)」という意味。
地熱で噴き出す蒸気の噴出口のことだそうです。
なんだか箱根の大涌谷のようです。
島のいたるところで噴き出している
らしいので、青ヶ島が火山の島である
ことが分かりますね。
そんなひんぎゃの熱を使って海水を温め、
塩を結晶化させ、天日に干して乾燥させる。
まさにすべてが天然の塩なのです。
そして製造の工程もすべて手作業です。
・海水を取水し、釜に入れ、
ひんぎゃ蒸気の熱で温めて
から約3日後、結晶化が始まる。
・にがり水分がほどよくなくなる
まで6日温める
・釜揚げ~脱水
・ひんぎゃの蒸気熱で2日かけて乾燥
・熱さましに1日
・海草などの異物除去に約1週間
・袋詰め~最終検品
(出典 : https://item.rakuten.co.jp/cook/ld2403/)
この工程全体で約28日間。
これは大量生産できませんね。
でもだからこその味わいがある
と言われています。
甘みのある塩
製造している方たちの
おススメはこんな感じです。
よく美味しい塩に対して
「甘みを感じる」という表現が
ありますが、多くの塩は
「ピリピリしない、角がとれた
まろやかな塩」を「甘い」という
表現に置き換えているだけでは?
と感じるモノが多いように思います。
個人の味覚は様々なので一概には
言えませんが、本物の食を求めて
色々な自然塩をお試しになって
いる方であれば、このひんぎゃの
塩のまろやかさ、奥深い旨味は
もちろんですが、本当の「甘み」を
しっかりと感じられると思います。
オススメは、写真のように
小さな器に入れて、直に指で
つまんで振りかける方法。
この類の器で、耳かきのような
さじがついているモノがありますが、
粒が粗い塩には向きません。
何より、人間の指は繊細な量の
加減ができるので、自分の指で
振るのが一番美味しいですよ。
(出典 : https://item.rakuten.co.jp/cook/ld2403/)
塩の中に甘みを感じる。
本当にいい塩には甘みがある
という話を聞いたことが
ありますが、
確かに塩ってどれも味が違いますよね。
機械で精製されたものは雑味なく均一で、
海水から昔ながらの方法で
取ったものは甘みを感じる。
正体は微量に含まれている
ミネラルだと言いますが、
多すぎても少なすぎても
いけないとか。
このひんぎゃの塩を買った
人のレビューもすごいことになっています。
「以前、テレビを見て購入したいと
思っていました。青ケ島まで行くのは
難しいですが、家族皆でありがたく
頂いております。」
「甘味があるお塩で、口のなかで
ふわっと広がる感じでした。
これから色々な料理に使っていきたいです。」
「我が家は塩にこっています。
粉雪のような塩からおろし金で
おろすような岩塩まで色々と
使っていますが、このひんぎゃの
塩は初めてです。美味しい塩ですね。
肉など焼き物に良く合いそうです。」
「このお塩が美味しい!何種類か
食べている中で今の所一番おいしいです。
お値段が痛いですが食べてみると
確かに納得する味で・・・
止む無しだよなぁ~と。
一度食べてみると分かります、
まずはおにぎりで、違いが分かります。」
https://review.rakuten.co.jp/
これはぜひ味わってみたいです。
売切れ続出で2か月待ち
しかし! ネット注文しようとしても、
どこも売り切れ続出です。
(出典 : https://www.amazon.co.jp/)
まずはアマゾン。
売り切れです。
(出典 : https://www.j-oishii.com)
「日本おいしいもの新聞」
売り切れです。
(出典 : http://www.shizenseikatsu.com/?pid=4597900)
伊豆自然生活Web Shop
売り切れ!
最後に楽天ショップ
売ってました!
・・・ただし2か月待ちです。
これはすごい人気ですね。驚きました。
まとめ
「料理を上達させたいと思ったら、
塩としょうゆを高いものにしろ」
といいます。
また、料理の味付けは
「塩梅(あんばい)」といって
まさに塩のことを指します。
絶海の孤島・青ヶ島の名産品は
同じ東京都民でありながら、
おいそれと買いに行けない
ところが憎いです。
でも手作りだからこその
味わいでしょうから、
大量生産は無理ですよね。
(出典 : https://item.rakuten.co.jp/cook/ld2403/)
いちばん近い町である
伊豆大島までは、
ヘリコプターで行き来する。
船は島全体が絶壁のため、
少しでも天候が悪いと船は
接岸できない。
島にあるインターネット
回線はいまだにADSLのみ。
まさに異世界からの塩です。
いつか食べてみたいですね。
以上、青ヶ島のひんぎゃの塩の
紹介でした。ではでは~