(出典 : https://www.lotascard.jp)
今回は、11月23日オンエアの
『世界が驚いたニッポン視察団』で
紹介された奈良県のご当地食べ物・
今西本店の奈良漬けをクローズ
アップしたいと思います。
奈良漬けというと、一般的には
(出典 : https://page.auctions.yahoo.co.jp)
こんな感じかと思いますが、番組でも
紹介された今西本店の奈良漬けは
(出典 : https://www.lotascard.jp)
本当に真っ黒!です。
どうしてこんなすごい色になって
しまうのでしょうか。
今西本店の通販を紹介しつつ、
歴史や製法についても調べてみました。
今西本店の真っ黒な奈良漬
一般に「奈良漬け」といっても、
その製法は実は業者によって
千差万別。
味も見た目も全然違うのだそうです。
そんな中、今西本店の奈良漬けの
特徴は、
・真っ黒な色
これは、漬け込んでいる年数が
長いためのようです。
さらに、
・味が濃厚で、塩分がほとんどない
コクが強いため、切ってすぐではなく、
切った後3~5日ほど冷蔵庫に入れて
からの方がやさしい味になるそうです。
・2年以上もつ
しっかり漬かっているので、
酒粕につけてあれば、開封後でも
常温で2年以上もつそうです。
漬物はもともと保存食ですが、
奈良漬けはスーパー級の実力ですね。
今西本店の奈良漬けの通販
今西本店の奈良漬けは、公式サイトのネット通販で入手可能です。
(出典 : http://imanishi.shop-pro.jp)
季節によって漬け込みが異なることや、
商品の人気の高さから、販売をお休み
しているものもありますが、袋入り、
箱入りのものがラインナップに
上がっています。
(出典 : http://imanishi.shop-pro.jp)
・袋 胡瓜2本入り
販売価格 1,296円(税込)
内容量 110g
見事に真っ黒で、キュウリに見えませんね。
(出典 : http://imanishi.shop-pro.jp)
・きざみ奈良漬丸箱詰め
販売価格 680円(税込)
内容量110g
化粧箱入りの刻み奈良漬けです。
真っ黒な色におしゃれなデザインが
目を引きます。
(出典 : http://imanishi.shop-pro.jp)
・箱 奈良漬箱1号
販売価格 1,296円(税込)
内容量150g
瓜の木箱入りの品です。
こちらも瓜の面影がぜんぜん
ありませんが、食べごたえが
ありそうです。
そして、公式サイトでもっとも高い商品が
(出典 : http://imanishi.shop-pro.jp)
・箱 奈良漬箱10号
販売価格 10,800円(税込)
内容量 1.400g
こちらの詰め合わせです。
瓜、胡瓜、西瓜、瓢箪、茄子、
守口大根が一つの箱にぎっしり
入ってます。
贈り物にしたら、開けた瞬間に
びっくりされるに違いありません。
今西本店の真っ黒な奈良漬けの歴史
奈良漬けの起源は「粕漬け」という名で、
西暦700年ごろにはあったようです。
その後、16~17世紀ごろには、
現在と同じように、瓜やキュウリ、
スイカ、しょうがなどを塩漬けに
したのち、酒粕に漬ける手法が
できたといいます。
江戸時代には、一般的な食べ物
として流通していました。
冷蔵庫のない時代、冬場にも
食べられる野菜として、
奈良漬けは重要だったのだと
思います。
今西本店の真っ黒な奈良漬けの製法
今西本店は、江戸時代末期の創業で、
その奈良漬けは日本で唯一「純正」の
名を名乗る、由緒正しい奈良漬けとして、
君臨しています。
漬ける野菜も、もちろん国産。
そして、瓜が3年以上、キュウリ、
スイカは5年以上漬け込み、
長いものでは17年!もの歳月を
かけて漬け込まれます。
漬け込む間には何回も酒粕を
替えていき、徹底して水分と
塩分を抜きます。
江戸時代の製法を変えることなく
守っているので、当然ですが、
保存料などの合成物はいっさい
入れませんし、そもそも入れる
必要がありません。
ただ、長い時間と酒粕だけを
使って、奈良漬けはできているのです。
5年もの、10年ものというと、
まるでワインやチーズのようで、
プレミア感もありますね。
今西本店 店舗データ
住所 奈良県奈良市上三条町31番地
電話 0742-22-2415
営業時間 午前9時30分~午後6時45分
(日曜・祝日は午後6時まで)
休日 水曜日、第三日曜日
以上、歴史あるご当地グルメ、
純正の奈良漬けと、今西本店の
紹介でした。
ではでは~