(出典 : 本人インスタグラムより)
今回は、3月24日オンエアの
『マツコの知らない世界』に
登場した、
神原博之(かんばら・ひろゆき)さんを
クローズアップしたいと思います。
番組で「40年間、毎日チャイを
飲み続ける男性」と紹介された
神原博之さんですが、そもそも
チャイはミルクティーとどこが
違うのでしょうか。
神原博之さんのプロフィールと、
34年間にわたって勤めたカフェ・
カンテグランデのエピソード、
そして神原博之さんが出版した
チャイの本や、退職後に続けている
チャイのワークショップについて
見てみました。
神原博之さんのプロフィール
神原博之さんは
1954年生まれ。
大学卒業後は印刷会社に
就職したそうですが、2年目に
して仕事に飽きてきて、
「自分の人生、これでいいのか」と
悩んだ結果、1979年の暮れに
退社してしまいます。
その後しばらくは、サブカル
チャーのミニコミ誌づくりを
して過ごしますが、取材で
訪ねた大阪のカフェ・
カンテグランデが気に入り、
1980年に入社しました。
厨房でチャイやケーキを作る
だけでなく、広報やギャラリー
運営、イベントの企画、
アパレル部門の管理販売など、
あらゆる部門に携わって、
30年以上を過ごした
神原博之さんは、まさに
カンテグランデを支えた人でも
ありました。
2014年に、60歳でカンテ
グランデを退職したのちは、
「チャイの旅人」となって、
各地でチャイのワークショップを
開催しています。
また、公式サイト
「Canbara Magazine」では、
「今日のチャイ」としてチャイの
さまざまなレシピをつづったり、
チャイに合わせた「今日の1曲」
などを紹介しています。
(出典 : http://canbara1954.com/index.html)
そんな「チャイづくし」の
神原博之さんですが、奥様も
けっこうマニアックな方のようで、
大好きな沢田研二さんの写真集が
ネットで高値を付けているのを
見るのが楽しみだとか。
好きなことを追求していく
ところは似たもの夫婦なのかも
しれませんね。
神原博之さんの書籍
神原博之さんは、
カンテグランデ退職後の
2017年に『チャイの旅~チャイと、
チャイ目線で見る紅茶・日本茶・
中国茶』という本を出版しています。
日本初の、インド式ミルクティー・
チャイの専門書と銘打った本書は、
レシピをはじめ、チャイを入れる
道具や、お茶うけのお菓子まで、
チャイを楽しむためのすべてを
解説しています。
カンテグランデ時代の回顧録も
あり、まさに神原博之さんの
歴史がつまった1冊と言える
でしょう。
巻末には、カンテグランデに
入りたてのバイト時代に共に
働いた、ロックバンド・
ウルフルズのトータス松本さんが
解説を寄稿しているのも
ユニークです。
そもそもチャイとは?
(出典 : https://cantegrande.com)
神原博之さんが愛してやまない
チャイですが、そもそもチャイ
とはどんな飲み物なのでしょうか。
インド式ミルクティーとも
呼ばれるチャイですが、ミルク
ティーとは作り方からだいぶ
違います。
一般に言われるミルクティーは、
紅茶に少量の牛乳を注いで
作ります。
しかしチャイは、たっぷりの
牛乳に紅茶の茶葉を入れて
鍋で煮立てるのが特徴です。
さらに砂糖も多めに加えるので、
紅茶の味が濃く、甘くなります。
(出典 : 本人インスタグラムより)
さらに、スパイスチャイでは、
香辛料(シナモン、カルダモン、
コショウ、クローブ(丁子))などを
加えて作るので、よりエキゾ
チックな味になり、まさに
「インド式」なお茶になるのです。
神原博之さんの書籍『チャイの旅』
では、ジンジャーチャイ、カルダモン
チャイ、マサラチャイ、ルイボス
チャイ、ダージリンブレンドチャイ、
ほうじ茶チャイ、豆乳チャイなどが
紹介されています。
紅茶だけでなく、ほうじ茶や中国茶
なども使われているのが面白いですね。
神原博之さん開催のチャイ・ワークショップ
現在、神原博之さんは、チャイの
ワークショップを開催しながら、
全国を回っています。
開催情報は、神原博之さんの
インスタグラムのお知らせを
チェックしてみてください。
(出典 :本人インスタグラムより)
最近のイベントのワークショップ
では、参加費が1人3,000円で、
チャイと、お茶うけのスイーツ付と
なっています。
ワークショップはイベントの他、
個人宅への出張も行なうそう
なので、興味のある方は
公式サイト「Canbara Magazine」
で問い合わせてみるといいでしょう。
以上、チャイを愛して40年の
神原博之さんについてでした。
ではでは~