(出典 : https://headlines.yahoo.co.jp)
ロシアのブリーダーが作り出した
「人面ネコ」が話題になってます。
写真を見ると確かに人間っぽい顔です。
瞳が白っぽいのと、口の周りが
肌色っぽいところが人間を思わせますね。
どうやって「作った」の?
この人面ネコは、ロシアのネコ専門家で
ブリーダーでもあるタチアナ・ラストル
グエワさんという人が作出したもの。
メインクーンという種類のネコを、
人間に近い顔を意識して交配させ、
作りだしたそうです。
元から人間に似てる?
メインクーンは長毛種で、
とにかくデカイ!のが特徴です。
(出典 : https://nlab.itmedia.co.jp)
体長は1メートルか、それ以上にも
なるといい、もはやイエネコとは
言いがたいサイズです。
体重はメスで4~6kg、オスだと
6~8kgにもなるそうです。
あまりに大きくて、なんだかネコ科の
別の種類にも見えますが、穏やかで
人懐こく、甘えん坊さんなところは
ペットのネコの気質のようです。
メインクーンはアメリカ原産で、
毛の柄や狩りの仕方がアライグマ
(ラクーン)に似てることから
その名がついたといいます。
しかし、余談ながら田舎暮らしの
我が家の庭には、ときどき
野良アライグマが出没するのですが、
大きさは1メートルくらいとはいえ、
毛並みや顔はネコっぽくなく、
タヌキと間違われていますから、
ラクーン説はイマイチ信用でき
なかったりします。
(出典 : https://www.excite.co.jp)
こちらの写真は人面ネコではあり
ませんが、普通のメインクーンでも、
ネコでありながらやや面長な印象が
あり、大きさもあることから、
舞台『キャッツ』のキャラみたいだ
と言われるようです。首回りももふもふ
なので、なんだかライオンに見えなくも
ありません。
(出典 : https://www.pet-coo.com)
ちなみに子猫は普通に小さく、
子猫らしい姿をしています。
ネットの反応は否定的?
とはいえ、今回の人面ネコは、
ブリーダーが計画的に「人面」を
目指して交配させ、作り出したもの。
人間っぽい顔にするためにかなり
「苦心した」ということに、
人間のエゴを感じる人が多いようです。
そのため、ネットでは否定的な
コメントも多く出ています。
「たまたま生まれた訳ではなく、
ブリーディングで作ったって事…?
しかも苦心したって事はその為に
何回か交配したってことですよね?
もしかしたら近親交配とかも
してるんじゃ?
可哀想。やめてほしい。」
「人間の勝手で作られたマンチカンも
体が痛かったりするそうです。
可哀想。」
「こうやって人間が無作為に色々
掛け合わせて繁殖させ精神疾患や
奇形、障害もった子が産まれて
しまってその責任をブリーダーは
どうやってとっているのか」
人為的な交配によって特色を
出しているのは、犬の方が顕著
かもしれませんが、その犬も、
犬種によって、かかりやすい
病気や遺伝的な疾患など、
負の側面があるのも事実。
今回の人面ネコも、無理な交配に
よる害が現れないか、心配でも
あります。
メインクーンでも、普通のミックス
(雑種)でも、ネコはネコであるだけで
十分かわいらしいのですから、
あえて人面ネコを作る理由が
分からない、というのが私の正直な感想です。
以上、人面ネコのニュースに関してでした。
ではでは~