(出典 : http://kendama.or.jp/)
今回は、昔ながらのけん玉の現在を
クローズアップしたいと思います。
ただの子どもの遊びと思ったら大間違い。
今、けん玉は老若男女のための
生涯スポーツとして、級・段位も
認定されています。
そして腕を競う大会も日本全国で
開催されているのです。
そんなけん玉の「道場」について
調べてみました。
けん玉道場に入会したい!
そもそもけん玉道場ってなにするの?
基本は「楽しくけん玉で遊ぶ」ことです。
そこに、各種の技の指導があって、
上達すると昇級、段位認定があります。
けん玉道場は全国にあり、
首都圏のみでも18か所の道場・教室があるとか。
中でも、東京都の日野市にある
ひのけん玉道場では、
礼儀・礼節を重んじ、基本技から
応用技まで様々な技に挑戦して
充実感と達成感を味わい、
けん玉を通して世代間交流を促進させ、
子供のコミュニケーション力の育成と
高齢者の健康寿命の延伸に取り組んでいます。
(出典 : http://kendama.or.jp/)
と、まさに「けん玉道を極める」
ために心技体を鍛える場所のようです。
ひのけん玉道場の詳細は以下の通りです。
活動場所:ひの社会教育センター
活動日時:土曜日 14~16時
対象:年長児~大人
費用:入会金3,000円
(65才以上の方、
クラブF会員の方は2,000円)
月会費4,158円(税込)
保険料(年度内有効)
年長児~中学生 850円、
高校生以上 1,900円
見学無料、体験もあります(有料)
TEL: 042-582-3136
また、ここまで堅苦しくなくても、
楽しめればいいという方には、
けん玉クラブ的な楽しい教室も
たくさんあります。
たとえば、
東京・もくもくけん玉練習会は、
その名のとおり、もくもくと
練習する会だとか。
そして上達したら、級・段位の
検定試験も受けられるそうです。
もくもくけん玉練習会の詳細は
以下のとおりです。
開催場所 : 江東区
参加費: 500円
活動頻度:月1・2回程度
土日祝日 09〜12時
活動内容:
課題を持って集まり、
もくもくと練習する会
になっています。
小学生からシニアまで
幅広い方が参加しています。
中には参加費無料の教室もある
ようです。遊びから競技まで、
いろいろな楽しみ方があるのは
いいですね。
日本けん玉協会って?
(出典 : http://kendama.or.jp/)
日本けん玉協会は、その名のとおり、
日本の伝統の遊びであるけん玉の
ために、1975年に立ち上げられた
全国的な組織です。
「けん玉」は単なる遊びとして
だけではなく、「集中力や
バランス力を養う」などの視点から
広く教育的効果が認められ、
小・中学校から高等学校までの
多くの学校で「生活科」や
「総合的な学習の時間」
「クラブ活動」などで採用
されるようになってきました。
また、けん玉愛好者の皆さんを始め、
生涯スポーツとして幼児から
ご高齢者まで、脳の活性化と
健康維持を目的にけん玉を
楽しむ姿がたくさん見られます。
(出典 : http://kendama.or.jp/)
全国レベルの競技大会や
イベントの開催、
級・段位の認定、
競技用の認定けん玉の制定
なども行っています。
級・段位を取りたい!
本格的にけん玉に取り組みたい、
どうせなら級・段位を取って
見せびらかしたい!という人は、
ぜひ認定試験に挑戦してください。
試験は指導員のいるけん玉道場や
教室、日本けん玉協会主催の
イベントなどに参加すると受験できます。
「協会認定競技用けん玉」を
使用することが条件になっています。
けん玉といえば赤い玉と思いますが、
今は認定けん玉だけでも、
玉も持ち手もとてもカラフルで
面白いものがたくさん発売されて
いるようです。
認定けん玉のショップもあります。
(出典 : https://iksc.stores.jp/)
10級~2級までは、各種の技に10回まで
挑戦し、既定の回数を成功すると
クリアできます。
段位は、各技を指定回数成功させる
ことに加え、タイム競技では
規定時間内に所定の技をクリア
しなければなりません。
7、8段では、
指導者として長年にわたり
活動し、かつ高度でオリジナルな
技術を有し、指導者の育成に
積極的な者に対し、授与される。
9、10段では、
人格、技量、識見が備わり、
けん玉道の普及発展に貢献
した者に対し、理事会の議を
経て授与される。
と、けん玉以外にも、熱意や指導者
としての実力なども問われる難関
のようです。
まとめ
けん玉の世界は歴史にあふれ、
広く豊かで奥が深い、
まさにけん玉「道」なのですね。
私も昔々、神奈川県の大山に
登った時に、木工製品のお土産屋さんで
大きなけん玉を買ってもらい、
一時期ハマッていたことがあります。
技を決めるコツは、意外なことに
手ではなく、ひざのバランス感で、
ひざをうまくクッションにして
ふわっと受け止めることが肝心でした。
今やったら何級がとれるのか、
ちょっと気になった次第です。
以上、けん玉道場とけん玉協会の
紹介でした。ではでは~