(写真出典: https://handpanjapan.com)
今回は、1月6日オンエアの
『YOUは何しに日本へ?』に
登場した、ハンドパンについて
紹介したいと思います。
そもそもハンドパンって何?
という方が多いと思いますし、
形も音も独特です。
しかし、音色は驚くほど神秘的で
美しく、1度聞いたら忘れられない
インパクトがあります。
この謎の楽器について調べてみました。
ハンドパンとは?
ハンドパンとは、鉄で作られた、
UFOのような形をした打楽器です。
横から見ると↓こんな感じです。
(出典 : アマゾンより)
手で演奏するのでハンドパンと
呼ばれています。
2000年ごろにスイスのメーカーが
独自に開発した、Hang(ハング)と
いう楽器が最初のものでしたが、
世に知られるとともに、複数の
メーカーで作られるように
なりました。
基本的には、鉄製のおわん型の
パーツを2枚合わせてあり、
中は空洞です。
裏は、↓こんな感じに穴が開いてます。
(出典 : アマゾンより)
大きさは、直径45~60cm、
厚さ20~40cmと、意外と
大きいです。
一番上には丸い突起(ディング)が
あり、それを囲むように、
へこみ(トーンフィールド)が
あります。
この突起とへこみが共鳴して
音を出すしくみで、大きさや
数によって音階にバリエーションを
持たせています。
どんな音が出るのか、
↓の動画をご覧ください。
ハンドパンの製造方法は、
鉄の板をおわん型にプレスした
あとは、職人が手作業で微妙な
音を確かめながら突起やへこみを
作っていきます。
この手作業と耳による調律が
非常に難しいため、ハンドパンを
作れる職人が少ない理由に
なっています。
日本でハンドパンを作っている
メーカーはたったの1社。
しかも注文に製造が追いつかず、
現在は新規注文を受けていません。
なので、日本で手に入れようと
思ったら、輸入品を探すことに
なります。
ハンドパンの演奏方法
ハンドパンの演奏方法は、
名前のとおり、手や指で叩いたり
こすったりすることで音を出します。
初心者のための動画がありますので、
ぜひ見てみてください。
簡単そうにも見えますが、
微妙な音階を出すのは結構
難しそうですね。
しかし、とりあえず叩けば
音が出るので、管楽器のように
素人では音が出せない、
なんてことはなさそうです。
ハンドパンの教室
ハンドパンをぜひ
演奏してみたい!
そう思った人には、ハンドパンの
教室や、体験会、ワークショップ
などがおすすめです。
ハンドパン奏者のSHUさんは、
ハンドパンのレッスンや講演会
などを行っており、
個人レッスンは1時間3,500円
(ハンドパン貸し出し)、
ワークショップは1回20,000円
(ハンドパン複数貸し出し)
で、リクエストを受けています。
他にも各地に教室があるので、
近くの教室を検索してみてください。
ハンドパンの販売
ハンドパンは前述のとおり、
基本的に品薄ではありますが、
楽天やアマゾンでも取り扱いが
あります。
また、日本唯一のハンドパン
専用ネットショップ
”KUROBO HANDPAN
(クロボーハンドパン)の
サイトも参考になります。
(出典 : http://hang-drum.info/)
お値段は楽天やアマゾンで、
8万円程度からありますが、
10~30万円までさまざまな
ものがあります。
ハンドパンの自作
ハンドパンは基本的に手作業で
制作されるものです。
なので、彫金と耳の音感に
自信のある人は、思い切って
自作するのもアリです。
動画がありましたので、
手順と方法を見てみてください。
鉄が奏でる不思議な音は、
新しい楽器としてこれから
知名度が上がっていく、
新しいヒーリングミュージック
楽器と言えるでしょう。
日本でもブームを呼ぶのか、
気になりますね。
以上、ハンドパンの紹介でした。
ではでは~