奥村聡プロフ会社のおくりびとによる会社のたたみ方と社長の終活・相談の方法『NHKスペシャル』

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(出典 : http://www.office-okumura.jp)

今回は、会社のたたみ方

社長の就活を得意とし、

「会社のおくりびと」と呼ばれる

事業承継デザイナー・再生家の

司法書士、奥村聡さん

お仕事をクローズアップしたいと

思います。

奥村聡さんは、後継者不在や

社長死亡、財務悪化など、

さまざまな理由で存続の

危機にある中小企業を

750社以上も支援。

会社を残すのか、たたむのか、

譲渡するのかという難問に

答えを出してきました。

なぜ会社の最期を援助する

「会社のおくりびと」になったのか。

実際にはどんなことをするのか。

相談するにはどうしたらいいか。

これらを調べてみました。

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奥村聡さんのプロフィール

奥村聡さんの生年月日は

不明ですが、埼玉県生まれで、

埼玉、大阪、兵庫と引っ越して

きて、現在は神戸市にお住まい

だそうです。

22歳で入社した百貨店が破たん寸

前であったこと。

祖父の会社が倒産したこと。

若くして、そうした出来事に

出会ってきたそうです。

のち、司法書士として事務所を

構えますが、それは他社へ譲渡。

ここで自ら会社の継承を体験して、

平成21年にコンサルタント

転身しました。

(出典 : http://www.office-okumura.jp)

以来、会社のおくりびととして、

会社や社長業のスムーズな

終わり方に寄り添い、

750社以上を「看取って」

きました。

廃業や倒産といった事態を

回避し、事業をスムーズに

次へ継承することを目指して

いるそうです。

著書に『今ある会社を

リノベーションして起業する

~小商い“実践”のすすめ』

の他、自らの体験を小説化

した『リノベラー』などが

あります。

会社の「たたみ方」とは

会社が「誕生」したら、

同時に「おわり」も存在します。

奥村聡さんは、会社の廃業に

ついて、上手な終わり方や、

清算のコツを伝授しています。

「廃業こそ社長の出口の

王道かもしれない」

と考え、その出口までを

伴走していくのです。

・廃業の判断基準

・廃業の流れ、手続きの仕方

・上手な廃業のコツ

・不動産処分

などを、各会社に合わせて

段取り、円満な「最期」を

目指します。

しかし、時には

・廃業すると借金が残る

といった問題も出てきます。

当事者にとっては、できる

なら見ずに済ませたい

難題ですが、奥村聡さんは、

おくりびととして、そうした

負の問題にも立ち向かって

きたノウハウがあります。

最終的なゴールは、

清算と事業譲渡でお金を残す

ことが、おくりびとの使命だと

奥村聡さんは考えています。

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社長の終活

中小企業の場合、特に問題に

なるのは、社長が急死した

場合でしょう。

ある日突然、「その日」が

来て、残された家族が悲しむ

間もなく、会社の整理に

追われるのは、

会社の良い終わり方では

ありません。

そのため、人生同様、

「社長」という立場にも

終わりを見据える

「終活」が大切だと、

奥村聡さんは考えています。

具体的には、

・事業継承における遺産

分割対策

・相続税と株価対策

・事業継承での生命保険活用

などですが、中には

・借金・個人保証まで相続

していないか?

という注意点もあるといいます。

こうした負の相続にも対策は

あるということなので、

奥村聡さんのように場数を

踏んできた人から的確な

アドバイスや指針がもらえる

のは大きな助けになるでしょう。

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会社のおくりびとが目指す「良いおくり方」

会社の最期をきれいに

始末する、とは具体的に

どういうことを言うの

でしょうか。

奥村聡さんの目指す

「良いおくり方」には、

3つのビジョンがあるそうです。

第一に、血縁者でなくても、

やる気のある人、社員や

第三者が円満に後継者に

なること。

これは、むやみに会社を

終わらせるのではなく、

事業継承をすることで

会社を活かすことの基本です。

第二に、会社を継承すると

いうことは、会社に新しい

事業の方向を示し、地域に

根差した「商売」を続ける

ことにもつながります。

そして第三に、

借金は継承せずに、

優良事業だけを引き継ぐこと。

これは後継者に最良の状態で

会社を引き渡すことになります。

ここまで「おくる」ことが、

会社の古い業態を「看取り」、

新しい形で再スタートを切る

ことができる「おくり方」だと

奥村聡さんは考えています。

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奥村聡さんに相談するには

(出典 : http://www.office-okumura.jp)

会社のおくりびと・奥村聡さんに、

実際に相談したい、あるいは

顧問契約を結びたいという

場合は、

奥村聡さん公式サイトの

問い合わせ欄からコンタクトを

取ることができます。

また、奥村聡さんは、

事業継承や会社のたたみ方、

終活などについて、

メルマガで情報を発信して

いるので、こちらも参考に

なるでしょう。

ユニークなものでは、

奥村聡さんが自らの経験を

活かして書いた小説、

『リノベラー!: 司法書士・

菅野文秋の会社救済コンサル

ティング』が徳間文庫から

発売されています。

企業再生をコメディタッチに

描いた作品だそうです。

こちらも入門として参考に

なると思います。

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会社のおくりびとという仕事

人にも会社にも

「おわり」はあります。

しかし、会社の場合は、

事業を継承することで、

新たなスタートとして

「生き返る」チャンスにも

なるということを感じ

ました。

そういう意味では、

奥村聡さんの「おくり方」は、

あの世への一方通行では

なく、この世での再生なのだと

思いました。

以上、「会社のおくりびと」

こと、奥村聡さんの紹介でした。

ではでは~

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