画家副社長の山本勇気さん。
(出典 : http://www.overalls.jp)
今回は、8月16日オンエアの
『情熱大陸』に登場したアート
ユニット・オーバーオールズに
ついてクローズアップしたいと思います。
オーバーオールズは、屋外屋内
問わず、何メートルもの壁に絵を
描くアート集団ですが、確かに
迫力のある壁画はかっこよかった
ですよね。
しかし、あの壁画をウチの会社にも
描いてほしい!と思ったとして、
壁画というのはいったいいくら
ぐらいするものなのでしょう?
オーバーオールズの公式サイト
には壁画を描くためのプロセスは
載っていたのですが、かんじんの
値段は書かれていませんでした。
なので、オーバーオールズの
アートショップのアートの
お値段から勝手に推察して
みたいと思います。
オーバーオールズのアートショップの販売物はいくら?
オーバーオールズの公式サイト
には、アートショップのコーナーが
あります。
サイトでの通販の他、東京・目黒には
実店舗があり、オーバーオールズの
絵を販売しています。
絵をモチーフにしたTシャツなどの
グッズもあり、なかなか面白いです。
このショップで販売されている、
キャンバスに描かれた絵を見てみました。
(出典 : https://overalls-store.net)
こちらの絵は60.6センチ四方で
12万1千円です。
ざっくりはしょって、50平方センチ
メートルあたり10万円でしょうか。
(出典 : https://overalls-store.net)
こちらの絵はちょうど1メートル四方で、
30万円になります。
絵を大きさで買うのはちょっと奇妙
ですが、あくまでも目安ということで
見てみましょう。
オーバーオールズの壁画はいくら?
(出典 : http://www.overalls.jp)
↑こちらは『情熱大陸』にも登場した、
JR新橋駅構内の催事ブースに描かれた
壁画です。
製作日数は5日、大きさは高さ3メートル、
横幅10メートルの30平方メートルだそうです。
モノクロの絵なので、上記2種類の
絵の値段の間を取って、1平方
メートル20万円で計算すると・・・
600万円ですか?!
いきなりすごい値段が出てしまいました。
(出典 : http://www.overalls.jp)
↑次にとある会社のホール通路に
描かれた壁画を見てみましょう。
製作日数は10日、大きさは
横幅20メートルだそうです。
高さが不明ですが、仮に同じ
3メートルとしてみると・・・
1200万円?!
何も描かれていない余白部分がある
ので、それを強引にさっぴいてみても
1千万円クラスでしょうか。
(出典 : http://www.overalls.jp)
↑さらに、別の会社の食堂の壁3方向、
約55メートルの絵は、目の覚める
ような原色やビビッドカラーを
配した、フルカラー壁画です。
製作日数は最長の15日間。
色は度外視して、1平方メートル
あたり20万円のままで計算すると・・・
3300万円?!
これはさすがにお高い気がしますが、
しかし55メートルもの大きさの絵
ですから、妥当なお値段かも
しれません。
50メートルといったら小学生が
体育の授業で走る距離です。
それだけの距離をすべて絵で埋めると
なると、絵の具だけでもものすごい
量になるでしょう。
そう考えると材料費もかなりの
金額になるはずです。
3千万円クラスが出ても不思議では
ありません。
オーバーオールズで絵を描いて
いる山本勇気さんは、美術大学を
中退していますが、その後は建物の
完成予想図である建築パースの
描き方を勉強し、フリーの画家として
活動していたそうです。
2010年には、建築パース国際
コンベンションで大賞を受賞。
また、2019年には、アートバトル
ジャパンでも優勝しています。
建築パースで企業向けアートを、
アートバトルジャパンでは他を
圧倒する迫力を身に着けられた
のかもしれません。
自分が通う会社にそんな
山本勇気さんの絵が
何メートルも続いていたら、
すごい迫力だと思います。
しかもその絵は、会社の人と
訪問者しか見られない、
特別なオンリーワンです。
値段を度外視しても、ものすごく
ぜいたくな空間ですね。
以上、アートユニット・オーバー
オールズの壁画の値段について、
勝手に想像してみました。
ぜんぜん違う金額だったら
ごめんなさい。
ではでは~