奥山清行デザインのバス/電車に乗るには?『ワールドビジネスサテライト』

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今回は、工業デザイナーの奥山清行さんをクローズアップしたいと思います。

自動車、電車、バスなどの大物から、おしゃれな家具やメガネまで! 奥山さんの幅広い世界から、特に乗り物が大好きな私が乗りたいと思うカッコイイものを追っかけてみました。

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プロフィール

奥山清行(おくやま・きよゆき)さんは1959年生まれ。

1978年に武蔵野美術大学の造形学部視覚伝達デザイン学科に入学、1983年に卒業されています。

さらに、1985年には、アメリカのアートセンター・カレッジ・オブ・デザインも卒業。

1995年にイタリアのピニンファリーナ社にデザイナーとして就職し、ここでフェラーリなどのデザインを手掛けています。

2006年にはピニンファリーナ社を退社し、KEN OKUYAMA DESIGNを立ち上げて独立。

工業デザイナーとして、自動車、列車、航空機などの乗り物の他、家具やメガネなど、幅広いデザインを手掛けています。

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かっこいいフェラーリ!

イタリアのピニンファリーナ社にいた当時にデザインされた、フェラーリ社創業55周年を記念して作られたスーパーカー、エンツォ・フェラーリがこちら。

これは乗ってみたい!

実はこのデザインの前に、別のデザインの方を正式に提出したそうなのですが、そちらはボツになってしまい、あわててもう一つのデザイン(↑これ)を急遽持ち出したらオッケーが出たという逸話つきの車です。

しかも「ガンダムにインスパイアされてできた」デザインだとか。フロントあたりに面影がありますが、言わなければ分からないのでいいと思います。しかしガルウイング、かっこいいですね。

とはいえ、記念限定の特別なフェラーリでは、一般人はとても買えませんから乗るのはちょっと無理めです。

かっこいいバス!”クリスタルクルーザー菫(すみれ)”

これまたかっこいい!

KEN OKUYAMA DESIGNの代表作の一つ、バスを超えたバス、それが「クリスタルクルーザー菫(すみれ)」です。

単なる移動手段でなく、バスに乗っていること自体が旅の楽しみになるバスとして、外装も内装も奥山さんがデザインされました。

中の座席数はたったの18席で余裕たっぷり。座席はあえて革張りでなく温かい布張りにし、まるでソファのような座り心地。ゆったりしたひじ掛け、もちろん足元ものびのび。窓を小さくしてしまう網棚をやめて専用の荷物入れに収納できるようになっているそうです。

しかも、コンセント・Wifi完備ですから、現代の旅に必要な充電もOK。豪華な化粧室も完備しているので、トイレ休憩を待つ必要なし、と至れり尽くせり、安心なバス旅ができます。

さて、この菫に乗るには・・・

阪急交通社主催ツアー

・クリスタルクルーザー菫(すみれ)で往く
日本一周の旅〈東日本編〉12日間

 羽田空港・東京駅出発 980,000~1,180,000円

・日本一周の旅〈西日本編〉12日間

 伊丹空港・新大阪駅発 980,000~1,180,000円

た、高い! これは富裕層向けのツアーですね。

しかし、格安のツアーもあります。

クリスタルクルーザー「菫」で行く 1万株のあじさい咲く三室戸寺と橿原神宮・世界遺産 平等院 大阪日帰り

こちらは25,000円なので、庶民にも楽しめますね。

東京発では

クリスタルクルーザー「菫」で行く 奥日光名瀑・中禅寺湖畔に佇む「中禅寺金谷ホテル」 2日間

こちらは1泊2日で、お値段88,000~118,000円。

ちょっとした海外旅行並みのお値段ですが、まあ行けなくもありません。

金谷ホテルをキャンセルして、菫の中で1泊したいくらいです。

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かっこいい電車!”トランスイート四季島”

そして、車中泊といえば列車です。究極にぜいたくな豪華寝台列車の旅をお約束するのがこちら。

なんと最高級ルームには畳部屋と檜風呂まであるという、10両編成の超豪華寝台列車・トランスイート四季島です。

ラウンジ・こもれびは森の間を駆けるような窓。

ダイニング・しきしまはレトロと未来が混ざり合った空間です。

このトランスイート四季島は、2017年度グッドデザイン賞で「グッドデザイン・ベスト100」を受賞した、デザインお墨付きの逸品です。

コンセプトは古き良き、ではなく、和モダンを基調にして、木材だけでなく、ガラスや鉄などに日本の工芸技術を見出せるようにしているそうです。

そして肝心の、どこで乗れるか、ですが、残念ながら現時点(2019年5月)で、2019年10月・11月出発分のツアーは申込み受付が終了しているほど、人気があるようです。

ツアーと料金は以下のとおり。

山梨~長野~福島などを巡る1泊2日コース

一人料金・320,000円~450,000円

太平洋側を青森まで北上する2泊3日コース

一人料金・500,000円~700,000円

北海道・登別まで北上、東日本をぐるりと周遊する3泊4日コース

一人料金・740,000円~940,000円

またしても富裕層向けツアーズ! 庶民には手が出ません。

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まとめ

一流のデザインですから、お客も一流、という感じの富裕層向けビジネスを感じますが、フェラーリは無理でも菫と四季島は大人気のようです。

とりあえず、庶民の私には無理めということが分かりました。

でもいつか乗ってみたいです!

以上、デザイナー・奥山清行さんのデザインとツアーの紹介でした。ではでは~

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