（出典 : アマゾンより）
今回は、2月14日オンエアの
『バックステージ』に登場する、
天然食材ハンターの谷田圭太
（たにだ・けいた）さんを
クローズアップしたいと思います。
身近な人からは「野人」と呼ばれる
ほど、自然に親しみ、自然の恵みを
活かすことに情熱を注ぐ谷田圭太さん。
そんな谷田圭太さんはどんな
プロフィールの持ち主なのでしょうか。
そして谷田圭太さんがハントして
くる注目の天然素材はどこで買えるのか？
調べてみました。
谷田圭太さんのプロフィール
↑かごの中は天然のトリュフ！
（出典 : アマゾンより）
谷田圭太さんは1976年生まれ。
子どものころから自然が大好きで、
虫や動物の観察ばかりしていた
そうです。
しかし中学時代にはいじめられ、
つらい思いをしたこともあるとか。
大人になってからは調理師として、
ホテルや中国料理のレストラン
などで働くかたわら、スノーボードで
プロを目指したといいます。
ところが、激しい運動から失明の
危機にみまわれ、断念したそうです。
さらに、焼鳥屋のキッチンカーで
ガス爆発にあったり、北海道で
カニ漁師になろうとして
なれなかったりと、
危険や挫折も多く経験。
現在の谷田圭太さんの明るさは、
そうした人生の山や谷をたくさ
ん経てきたからこそのものかも
しれませんね。
そうした経験の中から、
自分らしく、自由でいるために
選んだのが、天然食材ハンター
という仕事だったのです。
（出典 : アマゾンより）
そんな谷田圭太さんの半生は、
2020年に出版された
『何が獲れるかは、自然が決める
予約注文お断りします』
という本にくわしく紹介されています。
食材いろいろ
谷田圭太さんは、自然の中から
さまざまな食材をもらっています。
番組で紹介されたトリュフや
山菜などは基本手づかみで取ると
いいますが、それは手づかみが
いちばん自然に負荷のかからない
方法だからだそうです。
また、近年農家を悩ませている、
シカやイノシシなどによる食害を
減らすための猟にも参加し、
その肉を手に入れています。
（出典 : フェイスブックより）
↑シカの肉。
谷田圭太さんのすごいところは、
人間にとって食用にならない肉も、
処分せずに活かすところです。
シカ肉をジャーキーに加工した、
犬用のペットフードや、生肉を
そのまま詰めて、猛禽類用の
冷凍フードなどを作って販売して
いるとか。
まさに捨てるところのない、
いのちを丸ごといただく姿勢は、
究極のエコロジーと言えるでしょう。
（出典 : フェイスブックより）
↑犬用のジャーキー製作中。
飼い犬が見ています。
谷田圭太さんの天然食材はどこで買える？
谷田圭太さんの天然食材は、
いつ、どのくらい獲れるのか
わかりません。
なので、いわゆる「お店」は
持っていないようです。
代わりに、その日獲れたものを
フェイスブックにアップし、
ほしい人が書き込みをして買う、
という形をとっています。
↑谷田圭太さんのフェイスブックはこちら。
1000人以上のフォロワーさん
たちが「出荷」されるものを
チェックしています。
商品の発送は奥さんも手伝って、
袋詰め～お手製のラベル貼りなどを
手掛けているそうです。
犬用のジャーキーづくりは、
飼い犬が見守っている
ほほえましい写真もアップされて
いるのがいいですね。
ただ、フェイスブックには、
「商品」の写真はアップされている
のですが、料金が書いてありません
でした。
なので、トリュフやジャーキーが
いくらするのかまでは分からなかった
のですが、それこそ本当の意味での
時価なのだと思います。
谷田圭太さんが獲る食材は、
トリュフのように高価なものから、
廃棄物として焼却処分される害獣の
肉まで、さまざまです。
タダで獲ってくるのだから、
さぞかし儲かるだろうと思った
のですが、
「儲かるかと言われたら全然儲かりません」
と、本の紹介文に書かれていました。
トリュフを安定して採集するために、
栽培にもチャレンジしているそう
ですが、なかなか難しいのではと
思います。
それでも「野人」の谷田圭太さんは、
自然の恵みに生かされて生きることの
大切さを教えてくれる人として、
原始の人類のように狩猟・採集の
生活を実践しているのだと思います。
以上、天然食材ハンターの
谷田圭太さんについてでした。
ではでは～