MDMAの見た目がかわいい!どんな薬物なのか沢尻エリカが検査で陰性の理由

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(出典 : ウィキペディアより)

今回は、沢尻エリカさんの逮捕で

話題になった違法薬物・MDMA

ついてクローズアップしたいと思います。

麻薬、覚せい剤というととても

恐ろしい気がしますが、MDMA

近年、かわいらしい色やデザインの

錠剤の形で出回り、知らない人は

お菓子の感覚で口にしてしまうと

いいます。

そんなMDMAの画像や、

薬物としての特徴、そして

沢尻エリカさんの薬物検査が

なぜ陰性になったのか、

その可能性について調べて

みました。

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MDMAのかわいい見た目

麻薬というと注射器で打つイメージ、

覚せい剤だと白い粉末を火で

あぶって吸い込むイメージが

あると思います。

MDMAは、錠剤やカプセルで、

簡単に飲み込むことができるのが

特徴です。

(出典 : https://www.nikkei.com)

写真右は白い玉状、左は粉末で

カプセルにはいっています。

しかし、最近出回っているMDMAは、

薬物らしさが全くありません。

(出典 : https://www.nikkei.com)

こちらはゲームのスーパーマリオに

出てくるワリオの形をしています。

(出典 : ツイッターより)

色も形も本当にかわいくて、

これが幻覚剤だとは思えませんね。

クラブなどに行って遊んでいる

ときに、「ラムネだよ」

「のど飴だよ」と言われたら、

その場で口にしてしまいそうです。

MDMAは、注射器やパイプなどを

使わず、ポイと口にするだけの

「手軽な」薬物であり、見た目が

とてもかわいいために、たとえ

違法薬物だとわかっていても、

口にするときの心理的なハードルが

とても低いのです。

MDMAはどんな薬?

MDMAは、1980年代から、

「エクスタシー」や「バツ」、

「モリー」といった名前で流行を

始めました。

特に「パーティー・ドラッグ」と

呼ばれるように、クラブやイベント

会場などで手軽に売買され、

若い世代に乱用されてきました。

日本では、1錠あたり4,000円程度で

売られており、そのかわいい見た目や、

手ごろさから「ゲートウェイ・

ドラッグ(入門薬)」とも

言われています。

MDMAは覚せい剤であり、飲むと

20分ほどで体温が上昇して、

心拍数も上がるため、

ハイテンションの状態になります。

そして多幸感や陶酔感、解放感が

強まり、喜怒哀楽の感情を増幅し、

性交渉の快感を高めたりもするようです。

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MDMAを服用した沢尻エリカが陰性と判断された理由

沢尻エリカさんは「10年ほど

前から薬物を服用してきた」と

自供しています。

しかし、薬物検査では陰性と

判断されました。

これにはMDMAの特徴が影響

していると思われます。

MDMAは、成分が体内に残るのが

2~3日程度と、他の薬物よりも

ずっと短いので、逮捕後に検査を

しても使用した証拠が見つかり

にくいのだそうです。

また、他の覚せい剤や麻薬より

依存性が低いため、たとえば

仕事のある日に成分が残らない

ように調整して服用することが

できるのです。

尿検査が陰性だったことで、

次にできるのは毛髪鑑定です。

薬物の使用の痕跡は、毛髪の場合、

90日程度蓄積されます。

しかし、陽性と判断されても、

毛髪鑑定は使用の時期を特定する

のが難しいといいます。

そのため、沢尻エリカさん

長期間にわたってMDMA

常習していたとしても、

いつ使用したのかはわからず、

そのため薬物の使用罪を問う

のは難しく、所持罪で済んで

しまう可能性が高いようです。

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手軽なMDMA

MDMAは、この数年で急激に

流通量を増やしています。

(出典 : https://www.nikkei.com)

身近で手の届くところにあり、

かわいい見た目で抵抗感が少なく、

まさに「ゲートウェイ」の薬物と

して社会を汚染しています。

また、手軽という意味では、

MDMAは「マイルド」な薬物

でもあります。

劇症の禁断症状はなく、1日に

何度も飲むようなものでも

ありません。急激にやせ衰えたり

などの身体的な変化もはっきり

とは出ません。

しかし、依存性は確実にあり、

多幸感を求めて常用すること

になる、れっきとした違法薬物です。

かわいい見た目に騙されず、

人からもらった薬を安易に

飲むのが危険であることを、

今回の沢尻エリカさんの事件

から教訓としたいものです。

以上、MDMAについてでした。

ではでは~

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