3歳児衰弱死の育児放棄ネグレクトに子どもを預ける手放すという選択肢も特別養子縁組法改正に

(出典 : https://manetatsu.com)

7月7日、3歳の長女

稀華(のあ)ちゃん(3)を

自宅に放置し死なせたとして、

梯沙希(かけはし・さき)

容疑者(24)が

保護責任者遺棄致死容疑で

逮捕されました。

残念ながら、育児放棄・

ネグレクトは子育てする

すべての人に起こりうる、

悲しい出来事です。

しかし、孤立する母子に

行政が手をさしのべ、

最悪の事態を回避する

手段があります。

預ける」「手放す」という

選択肢です。

相談相手や情報の発信者も、

役所や児童相談所だけでは

ありません。

保育園でも、小児科のお医者さん

でも、子どもに関わっている人

ならだれにでも相談できる。

この社会は母子の孤立を防ぐ

ために、そういう方向へ向か

わねばならないはずです。

具体的な例を見てみました。

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「預ける」という選択肢

母子で困窮し、特に母親が

心身に重圧を背負っているなら、

預けるという選択肢があることを

知ることで救われることがある

かもしれません。

子どもを放棄するのではなく、

あくまで一時的に少し離れるだけです。

子どもを児童養護施設に預ける

梯沙希容疑者の場合、

稀華ちゃんの出産後に、夫から

DVを受けるようになり、離婚

しています。

また、稀華ちゃんを保育園に

預けていたこともありましたが、

「お金がない」という理由で

通わなくなったといいます。

シングルマザーとして経済的に

困窮し、かつ孤立した育児状態

となり、結果として育児放棄・

ネグレクトという最悪の事態に

なったようです。

それほどに追い詰められていた

ならば、一時的に子どもを

児童養護施設預けることで、

まずは孤立育児を解消し、

加えて経済的な援助も受けて

生活が安定するようになるまで、

母親であることを休む、という

ことが有効でしょう。

児童養護施設は、実親が養育

困難で保護が必要な3歳から

18歳までの児童が入所する

施設です。

現在では、自治体や児童相談所に

相談するというアクションが必要

なので、追い詰められている状態の

母親には敷居が高いかもしれません。

施設入所に必要な費用は?

さらに、児童養護施設に入所する

にはお金がかかるというのも、

心配な点でしょう。

現状では、各自治体が費用を決めて

請求していますが、おおよその額で、

月額2千円~15万円程度だそうです。

生活保護世帯など、支払い困難な場合は

0円という場合もあります。

前年の所得に応じて安くなるので

いきなり高額が必要になることは

ありません。

また、2人以上の子どもを預ける際は、

2人目の費用は実質無料というところも

多いそうです。

預けるための条件は?

ただし、子どもを児童養護施設預ける

には条件があります。

経済状態、家庭環境、母親の心身の

状態などから行政が判断しますが、

稀華ちゃんのように、生命の危険が

あることがまず優先されます。

言い換えればそれほどに重篤な

状況でないと、施設に預ける

ことは難しいのが現実です。

施設の収容人数に限界があるのは

当然ですが、もう少し条件を緩めて、

もっと利用しやすくなってほしい点です。

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「手放す」という選択肢

どうしても育てられないという

場合には、第三者に託す、手放す

こともできるべきでしょう。

しかし養子縁組は、日本では手放す

側も、受け入れる側もひじょうに

敷居が高い制度であり、心身ともに

参ってしまって、育児放棄している

母親がその手続きをできるかどうかは

疑問です。

まずは自治体や児童相談所、

産婦人科などに相談するのが

いいようです。

(出典 : https://papa-sun.com)

ですが、日本での特別養子縁組は乳児の

場合が多く、稀華ちゃんのような3歳児

となると、難しいかもしれません。

それでも、これまで非常に条件の

厳しかった特別養子縁組が、

2020年1月から法改正され、条件が

大幅に拡大したので、今後は小学生、

中学生も特別養子縁組で親子となる

ことができるようになりました。

改正児童福祉法の改良点

・これまで原則6歳未満の

子どもが対象であった

ところを、原則15歳未満

まで拡大。

・実の親がいったん縁組に

了承したものの、思い直して

縁組をやめる場合、これまでは

家庭裁判所の審判決定まで

可能だったが、2週間までと

短縮。

・育ての親(養親)が直接

家庭裁判所に申し立てして

いた手続きが、児童相談所の

所長でも申し立てできる

ようになったため、プロの

手に任せることが

できるように。

法律の改定は、相次ぐ児童虐待事件に

対応できるよう、このような形に

なりました。

養子という選択肢が非常に少ない

日本でも、母子を救うために

負担の少ない方法でできるように

なるのはいいことだと思います。

反対意見として、安易に手放す

親が増えるのではという考えも

ありますが、手放すことを「安易」

とレッテル貼りしてしまうことが

母子を追い詰めていたとも

言えます。

追い詰めた結果、深刻な虐待など、

それこそ生命にかかわる事態が

生まれ、後を絶たない現状を

変えることが必要だと思います。

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梯沙希容疑者は、これまでも

たびたび稀華ちゃんを放置していた

といいます。

ならばせめて一時的にでも預けられて

いれば、最悪の事態は免れたのでは

ないでしょうか。

日本では、母親が子どもを預ける

のは、働いている時間だけ、

保育園に、というのが一般的です。

しかし一歩踏み出して、働いていない

専業主婦でも、梯沙希容疑者のように

追い詰められている母親が一時的に

休むためにも、子どもを預ける場所が

あればと思います。

以上、預ける手放すという選択肢を

社会が前向きにとらえてほしいと

思ったリポートでした。

ではでは~

3歳児衰弱死で母親の孤立が明らかに!

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ネグレクトの現実については↓こちら

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