今回は、高級紙皿『WASARA(ワサラ)』を紹介したいと思います。
どんなものがあるのか、どこで買えるのか、どうやって作っているのかを調べてみました。
WASARA(ワサラ)とは?
WASARA(ワサラ)とは、今までの紙製のうつわとはまったく異なる高級感を持つ、まったく新しい「紙の器」です。
和の美意識を持った形と、和紙のような手触りを持ち、なおかつ土に還る素材から作られている、人にも環境にもやさしい紙皿なのです。
どんな商品があるの?
大小各種の角皿・丸皿のほか、トレイ、ボウル、タンブラーやカップ、竹製のカトラリーがあります。
バリエーションも豊富で、見ているだけでも飽きません。
どこで買えるの?
WASARA公式サイトの中のWASARAオンラインショップにて購入できます。
公式サイト限定で、お試しセットA・B、バーティセットA・B、新商品お試しセットなどもあります。
↑WASARAオンラインショップにジャンプします。
また、アマゾンや楽天でも取り扱いがあります。
会社プロフィール
WASARAを製造している会社は、1910年(明治43年)創業の老舗、東京都台東区にある伊藤景パック産業株式会社です。
既存の紙皿が海外の安い商品に押される中、日本ならではのデザインと製造法でまったく新しい「紙の器」を作りたい、と考えられたことがWASARAの誕生をもたらしました。
紙の皿でありながら、和の美意識によって作られる、やわらかな曲線を生かした独特の形にオリジナリティを持たせたコンセプト。
使い捨てであっても、土に還る、環境にやさしいサスティナブルな製品であること。
これらの要素が、老舗でありながら現代の要求に応える新しい製品として制作されたのです。
どうやって作っているの?
WASARAは「紙」製ですが、繊維の原料は、パルプ・木材ではなくサトウキビです。それも、砂糖を取るために絞ったあとの搾りかすを使用しています。従来は捨てられていた、文字どおりの「かす」でしたが、和紙のような独特の見た目と手触りを持った、温かい質感、耐久性をもつ材料となっています。
また、独特の曲線は日本人の職人が技術をこらしてつくった金型を使用して作り出しています。中国の工場で製造していますが、基本は日本人の製造力に依ったものなのです。
結果として、純和風のスタイリッシュな製品となったWASARAは、海外で注目され、多くの注文を得ました。
意外な使われ方
和のテイストだけでなく、WASARAは意外な理由からも需要を掘り起こしました。
それは、使い捨てなので「皿洗い」がいらないということ。
大きなレストランでは、食器洗い機を利用して毎日100リットル以上もの水を使用していたのが、WASARAにしてからは水がまったくいらなくなったのです。水道代を大きく節約できるのも、使い捨てならではの利点です。
このように、原料~製造から廃棄まで、環境に配慮したWASARAは、紙皿のカタチをまったく新しいものへと進化させました。国内外でもっと需要が伸びていくといいですね。
以上、WASARAの紹介でした。ではでは~。