浅草開化楼と負死鳥カラス つけ麺専用の麺開発『BACKSTAGE』

今回は、浅草の製麺所・浅草開化楼と、製麺師にしてプロレスラーの負死鳥カラスさんをクローズアップしたいと思います。

老舗ながら小規模な製麺所が、ラーメン通の間で知らぬ者のない有名店になった契機はどこにあったのか?

ラーメン界を発展させたと言われる商品開発秘話は?

そして、なぜプロレスラーが製麺師?と思うのだけど、彼「負死鳥カラス」こそが浅草開化楼を躍進させたカリスマ製麺師だったというから二度びっくり!

不思議なお店のエピソードを調べてみました。

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浅草開化楼とは

浅草・開化楼(かいかろう)は、1950(昭和25)年創業の、老舗の製麺所です。

(出典 : https://toyokeizai.net/articles/-/242780)

ラーメン通いわく、おいしいラーメン店の見分け方として、「浅草開化楼」と書かれた麺箱があればまちがいなしとも言われ、開化楼から仕入れている店は、お客さんの目につくところにわざわざ箱を積んでいるほどだといいます。

開化楼が扱う麺は極太麺から細麺までなんと100種類以上。

それらの多くはラーメン店とともに独自に商品開発をして生まれた、いわばオーダーメイドの麺なのです。

(出典 : http://www.kaikarou.jp/front/bin/ptlist.phtml?Category=1678)

製麺を支える従業員は35人。

機械よりも手作業の工程が多い小規模な製麺所ですが、現在は1日に4万食の麺を製造し、全国800店舗へと販売・配送しています。

とはいえ、機械を導入して、本格的に大量生産しようとは思ってないとか。

あくまでも小規模な手作業を貫くゆえに限界もあり、今では新規顧客やチェーン店の増加に製造が追いついていないそうです。

希少性も増して、ますます通好みな麺と言えますね。

そんな開化楼がひときわ躍進したのが、これもまた職人がが独自に開発した太麺でした。

つけ麺専用の麺として企画し、製造したところ、折よくつけ麺ブームもやってきて、極太麺の需要が急増、開化楼の名前を一躍有名にしたのです。

それでも大量生産はせず、独自の麺と味を守り続けているのが、開化楼のこだわりなのです。

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負死鳥カラスとは

(出典 : https://matome.naver.jp/odai/2140953892954923401/2140956324382880403)

そんな開化楼で実直に麺を作り続けているのが、負死鳥カラス。

なんとフリーのプロレスラーにして、開化楼の企画・製造に大きく貢献している、二足のわらじの職人です。

なぜ、プロレスラーで製麺師なのかは、あいにく判らなかったのですが、取材などを受ける際も、カラスの覆面姿で応対しています。

しかし、そんな見た目とは裏腹に? 負死鳥カラスさんの企画力は数多くの有名ラーメン店の麺を独自にプロデュースする腕前。

しかも、日本のラーメン界に大きな影響を及ぼす一大発明を世に出しました。

なんと彼こそが、全国につけ麺ブームを巻き起こした張本人だったのです。

つけ麺に合う、つけ麺専用の極太の麺を企画・開発して、有名ラーメン店に卸して以来、つけ麺はブームとなって全国に広まり、今やすっかりメジャーな存在となっています。

そんな一大ブームを生みながらも、一製麺師としてあくまでも謙虚な負死鳥カラスさん。

つけ麺を初めて作ったといわれる東池袋「大勝軒」の大将とともに、大崎の超有名ラーメン店「六厘舎」を訪れるという、ほっこりした動画も出ています。

『負死鳥カラスのラーバカ道』

【負死鳥カラスのラーバカ道・旅立ちの章】開化楼 – 街ログ

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開発されたつけ麺専用の麺とは?

初期のつけ麺の麺は、一般のラーメン用の麺を太く切り出したものでした。

そこに、負死鳥カラスさんたち開化楼のスタッフは、つけ麺専用の、もちもちしてコシのある、極太の麺を開発したのです。

それを「六厘舎」や「つけめんTETSU」などの有名店が目にして世に出したことで、つけ麺専用麺は一気に注目を集め、大きなブームを巻き起こしました。

とはいえ、華やかな有名ラーメン店と違い、製麺屋はあくまでも裏方。

それが、このつけ麺専用麺の開発を機に、「浅草開化楼」の企画力・プロデュース力を全国に知らしめたのです。

ラーメンの味を決める麺のブランドに光が当たり、冒頭に記したように、開化楼の麺箱がおいしい店の目印になったのでした。

しかし麺の卸値は、一般のラーメン用で1玉50~60円、つけ麺用の太麺でも70~80円と安いもので、しかもこの値段はこの30年来ほとんど変わっていないそうです。

ブランドといっても、大量生産をしない以上、大儲けできるような業態ではないのが難しいところでしょうか。

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まとめ

ラーメンが好きな人なら、ここまで読んでいただければ、ラーメンが食べたくなっているのではないかと思います。

また、偶然ですが、私はラーメン激戦区と言われる東京・町田の住人でして、道を行けば本格ラーメン店に行列ができているのをいつも見ています。

しかし、ラーメン好きには夢のような土地に住んでいながら、私はこの数年、ラーメンというものを食べてませんで、いわばもったいないありさまです。

開化楼の麺箱が本当に積まれているのか、たまには見に行ってみようかなと、今回思いました。

以上、浅草開化楼と負死鳥カラスさんの紹介でした。ではでは~

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