宿木カフェ&レストラン 保護猫シェルターとイタリア料理&バー

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今回は、保護猫シェルターの

猫カフェと、本格イタリア料理

レストラン、バーなど、

いろいろな顔を持つ

宿木カフェ&レストラン

クローズアップしたいと思います。

やりたいことの一つ一つが

集まって今の形になったという、

オーナーの吉永由美さん&

マッシモ・ペテノさん夫妻が、

猫の街・谷中でオープンさせたのは、

宿木カフェ&レストランという

名の、ちょっと変わったお店でした。

猫と触れ合う猫カフェですが、

里親さんとのマッチングの場

でもあり、お料理がおいしくて、

本格的なバーでもある。

そんなお店に至った二人の思いを

見てみました。

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プロフィール

吉永由美さんは、子ども時代から

大の動物好きで、将来は保護猫を

殺処分から救う活動をしたいと

強く思っていたそうです。

同時に、飲食店で働きながら、

いつか自分の店を持ちたいと

夢見ていました。

高校卒業後にオーストラリアへ

留学し、現地のカフェで働き

ながらバリスタなどの資格を

取ります。

このとき出会ったのが、

今の夫であるイタリア人の

マッシモ・ペテノさんでした。

マッシモさんは、イタリアや

オーストラリアのレストランなどで

10年以上働いていたベテランで、

バーテンダーやバリスタの資格も

持っていました。

吉永由美さんは、さらに

イタリアへも留学。

イタリアならではのスローフードや

郷土料理を学びます。

現在、宿木カフェ&レストラン

地ビールや食材を提供してくれる

人々との人脈も築きました。

宿木カフェ&レストランとは

(出典 : https://kaiten-portal.jp)

そして二人は満を持して、

日本でお店を開くことを決めます。

この時、やりたいことがいろいろと

頭に浮かんだといいます。

猫カフェで保護猫のシェルターを

作りたい、本格的なイタリア料理が

食べられるようにしたい、

カフェ・バーもしたい、

猫の街と呼ばれる谷中でお店を

持ちたい。。。

できあがったプランは、今までにない

お店のビジョンでした。

吉永由美さんマッシモさん

やりたいことすべてが互いに補い合う、

特色あるお店が、2018年夏に

宿木カフェ&レストランとして

オープンしたのです。

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猫カフェと本格イタリア料理

(出典 : https://kaiten-portal.jp)

いわゆる猫カフェの多くは、

資金繰りに苦労して閉店することも

多い業態だといいます。

ただ「好き」というだけでは

行き詰まると思った吉永由美さんは、

自分たちのできることを全部

詰めこんだ場所を作ろうと決めました。

一般的な猫カフェは1時間いくら

という料金制ですが、宿木カフェ&

レストランでは、1ドリンク、

1フードのオーダー制としました。

そのかわり時間を気にせず猫たちと

触れ合うことができる、

新しい仕組みの猫カフェになりました。

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保護猫の譲渡は、猫と人間のお見合いを

積極的に行なって、1匹でも多くの猫を

救いたいという思いで運営されています。

しかし、お店やSNSに里親の条件は

書かれていません。

人と猫をつなぐのだから、そこは言葉で

伝えたい、という思いがあるからです。

また、年齢や性別などの条件で里親を

断ることもしていないそうです。

すべては猫が幸せになることがいちばん

里親候補の人には実際にお店に足を

運んでもらって猫との相性を見て

決めるといいます。

また、料理も本当においしいものを

食べられる、猫の存在を抜きにしても

レストランとして自立できるものを

出すことに決めました。

人気メニューはトマトのラグーパスタ

(1,300円)や、モッツァレラ

インカロッツァ(1,200円)などの、

イタリアの家庭料理。

コーヒーは100%アラビカ豆使用の

カプチーノなど、本格派の品ぞろえです。

また、10種類のジャムとアンティパストは、

シチリア島の知人から仕入れ、無添加

無香料の8種類のフレーバービールは

ベネチアの業者から特別に卸して

もらったりと、レストラン&バーという

形でも妥協はしていません。

↑イタリア直輸入の激レアフレーバービール

(出典 : http://catravan.fun)

吉永由美さん&マッシモさんは、

初めてのきっかけは猫に会うため、

2回目はおいしい料理を食べるため

きてくれたらうれしい」と語っています。

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今後の展望は

吉永由美さん&マッシモさんは、

次の目標として早くも2号店の

出店を考えているそうです。

お店が増えれば、保護できる

猫の数も増やせるから、という

のが理由だそうです。

自分たちの持っているスキルを、

保護猫のシェルターという

業態といろいろ掛け合わせて、

飲食店に限らずに、人と動物の

関係を築く新しい場所にしたいと

思っているといいます。

猫の街・谷中に幸せな猫のお店が

増えるといいですね。

以上、宿木カフェ&レストランと、

オーナーの吉永由美さん&

マッシモ・ペテノさん夫妻

紹介でした。

ではでは~

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