てしま旅館の猫庭が保護猫の譲渡活動やグッズ販売等で寄付支援『教えてもらう前と後』

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(出典 : https://neko-niwa.com/about/)

今回は、猫250匹を保護し、

譲渡活動をしている

「てしま旅館」猫庭

クローズアップしたいと思います。

てしま旅館のある山口県は、

全国でも犬・猫の殺処分の

多い県でしたが、命を救いたいと

願ったてしま旅館が、

家族ぐるみで猫の保護活動を

しています。

たった1家族の思いが、

2016年の活動開始から合わせて

250~300匹もの猫たちを保護し、

新たな家族へとつなぐように

なったことで、殺処分は激減。

幸せな猫たちの姿に旅館の

宿泊客も癒され、猫目当てに

訪れるお客も増えたそうです。

活動の中心は子どもたち。

猫の世話だけでなく、様々な

活動をとおして多くの人と

つながることで、猫たちを

引き取るこの活動を続けています。

そんな猫庭を見てみました。

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猫庭とは?

山口県の阿知須にある

てしま旅館は、全6室の温泉宿。

都会から離れた自然豊かな、

小さな旅館です。

その旅館の庭の真ん中に、

2階建てのコンテナハウス

猫庭はあります。

中には、保健所から

引き取られた猫たちが

およそ30匹住んでいます。

猫庭の猫は、てしま旅館

子どもたちが世話をしながら、

譲渡会を通じて新しい

飼い主へとつないでいます。

はじめは2013年、3人の

子どもたちが1匹の猫を

拾ってきたことでした。

猫はあまり好きでなかった

というお父さんが根負けし、

飼ってみたところ、あまりの

かわいさにメロメロになり、

気づけば野良猫を自宅で

9匹も引き取っていたそうです。

そんな折、犬や猫の殺処分の

ニュースを知った手島さん一家は

家族会議で話し合い、本格的に

猫の保護活動をすることを

決めました。

そして、クラウド

ファンディングを通じて

できたのが、窓ガラスの

大きなコンテナの家、

猫庭」です。

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毎日の世話は子どもたちが

行ない、エサ代や去勢・

不妊手術代はお父さん・

お母さんが出して、

譲渡会を開催して新しい

家族へと引き渡す、

そんな活動が2016年から

スタートしました。

さらに多くの猫を引き取るべく、

翌年には2回目のクラウド

ファンディングを行ない、

その寄付金で「猫庭」は

2階建てになり、40匹の

猫を収容できるように

なりました。

今では、旅館のロビー正面から、

そして客室から、猫庭

猫たちを見ることができる

ようになっています。

何十匹もの猫の世話は

大変ですが、この保護猫の

活動をとおして殺処分の多い

状況を知ってもらうこと、

救える命を救うことに

日々がんばる姿を、

訪れた宿泊客や、ネットの

広報で伝えてきたてしま旅館は、

今では保護猫の活動をビジネス

として成立させたモデルとして、

注目されています。

応援するには?

猫庭は現在、企業の協賛や、

公式サイトでの寄付受付、

オリジナルグッズ、

フォトブックの販売などで

資金を作っています。

猫庭のオンラインショップ

(出典 : https://nekoniworld.official.ec/)

グッズは、ステッカー、Tシャツ、

マグカップ、トートバッグ、

猫庭うどんセット、

のりたまご醤油セットなど

いろいろ。

また、猫日和定期便として、

子どもたちが撮った写真を

まとめたフォトブック

猫庭日和』を毎月発行、

売り上げの一部を運営費に

充てています。

ユニークなところでは、

てしま旅館の入り口にある

猫庭うどん」というお店も

あります。

1杯のうどんのうち30円が

猫庭の運営費になるシステムに

なっています。

オンラインショップでも

猫庭うどんセットを購入できます。

さらに、山口県にある

ユニクロ限定で、

猫庭のオリジナル

Tシャツとトートバッグを

販売しているそうです。

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猫をもらうには?

猫庭では、毎週日曜日に

譲渡会を行なっています。

ここで猫庭の猫と出会い、

引き取ることが可能です。

また、ふれあいの会や、

見学も日曜日に受け付けて

おり、入館料200円/15分で

保護猫たちと会うことも

できるようになっています。

たくさんの猫たちが

新しい家族に出会えると

いいですね。

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殺処分を減らすため

できることなんて限られている。

殺処分をゼロにすること

なんてできない。

普通なら、こう考えてしまう人が

多いのではないでしょうか。

しかし、てしま旅館猫庭は、

少しでも殺処分を減らすため、

毎日頑張っています。

そして実際に数百匹の猫を

救ってきました。

特に子どもたちの

がんばりがこの活動を

支えているのが、

素晴らしいと思います。

猫庭」の館長である、

次女の手島姫萌(てしま・

ひめも)さんは、

将来は獣医師になりたいと

思っているそうです。

これまでの活動での

がんばりを見ると、

その夢はかなうような気がします。

以上、てしま旅館猫庭

紹介でした。ではでは~

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