（出典 : https://news.biglobe.ne.jp）
覚せい剤と危険ドラッグの
所持で逮捕された槇原敬之さんの
保釈が3月6日、認められました。
槇原敬之さんはすでに保釈保証金を
納付しており、早ければ6日中にも
釈放されるとのことです。
逮捕されてもお金を払えば
釈放してもらえる保釈という
制度は、そもそもどんなもの
なのでしょうか。
また、保釈金の金額はどのように
決められるのでしょうか。
過去に覚せい剤所持で逮捕された
芸能人の保釈金の金額や、
歴代高額ランキング、保釈金が
返還されるケースについて
みてみました。
そもそも保釈とは？
保釈とは、逮捕後の拘留を
停止し、身柄を解放する
制度です。
裁判所が、逃亡や証拠隠滅の
恐れがないと認めれば、
保釈を許可します。
この際、逃亡しない、裁判に
きちんと出頭する、と本人が
誓約するために、その証拠として
裁判所に支払われるのが
保釈保証金となります。
保釈保証金を支払えば、
自宅に帰れますし、仕事に
復帰することも自由です。
逆に、逃亡や証拠の隠滅などが
疑われる場合は、保釈が認め
られない場合もあります。
保釈金額の算定方法
（出典 : https://monolith-law.jp）
槇原敬之の保釈金は高い？安い？
今回槇原敬之さんに認められた
保釈のための保釈金は
500万円でした。
槇原敬之さんの印税収入などを
考えると、500万円という
金額は安すぎるのでは？という
意見もネットには見られます。
芸能人による過去の覚せい剤事犯の保釈金はいくら？
槇原敬之さんは、1999年に、
同じく覚せい剤と、MDMAの
所持で逮捕されていますが、
その時の保釈金は300万円
だったそうです。
ＭＤＭＡの見た目がかわいい！
沢尻エリカも所持していた
薬物についてはこちら
今回は再犯ということで、
金額が上がっているのですね。
また、過去に覚せい剤所持で
逮捕された芸能人の保釈金は、
以下のような感じになっています。
酒井法子 500万円
沢尻エリカ 500万円
ピエール瀧 400万円
清原和博 500万円
ＡＳＫＡ 700万円
高知東生 500万円
<追記>
伊勢谷友介 500万円
一般的な覚せい剤事犯で
初犯の場合は200万円
あたりが相場だそうですので、
芸能人の保釈金はちよっと
ですが高めに設定されている
ことが分かります。
槇原敬之なぜやめられない？
ネットの反応はこちら
芸能人の場合は逃亡が難しい
ということもあり、超高額には
ならないのかもしれません。
保釈金額はどうやって決まるの？
保釈金を決めるための
具体的なルールは実は
ありません。
慣例としてだいたい
このくらい、という
感じに決められるようです。
主に犯罪の性質や重大性、
想定される刑の重さといった
事件性の他、
被告人の前科の有無、
情状の余地や、
逃亡や証拠隠滅の可能性、
裁判に必ず出頭するか、
という態度のありかた、
そして被告人の収入や
資産の多少が
金額を決める材料になるそうです。
槇原敬之さんの場合、
再犯であること、しかし尿検査は
陰性であったこと、逃亡の恐れは
ないと思われること、などが
加味されて500万円という金額に
なったようです。
しかし、特段に高収入でもなく、
重大な事件でもなければ、
保釈金の一般的な相場は
150～300万円のあいだで
決まるといいます。
保釈金の歴代高額ランキング
貧乏人には安く、金持ちには
高いのが保釈金の相場ですが、
ものすごい金額を支払った
有名人も多いです。
牛肉偽装事件の浅田満元 20億円
ライブドア事件の堀江貴文 3億円
村上ファンド事件の村上世彰 5億円
イトマン事件の許永中 6億円
近いところでは、
（出典 : https://www.sankei.com）
日産ゴーン元会長 15億円
となっています。
要は、約束を破って逃亡など
した場合に、全額没収されると
その人にとって痛い金額という
ことで、このような高額の
保釈金が決まるのですが、
許永中氏やゴーン会長は
それでも逃亡してますので、
この億単位の保釈金は
全額没収されています。
15億を捨てて逃亡した
ゴーンさんは、逆に
あっぱれという気もして
しまいますね。
ただ、没収されたお金は
国庫に入るので、裁判所が
儲かるわけではありません。
保釈金が返金されるって本当？
保釈金は、約束を破れば
一部もしくは全額が没収されて
しまいます。
しかし逆に、約束を守って
逃亡や証拠隠滅をせず、
裁判にきちんと出頭すれば、
たとえ判決が有罪や実刑判決で
あっても、保釈保証金は全額
返金されるのです。
しかも、手数料などの減額は
なく、判決が決まれば２、３日、
長くても１週間以内にきっちり
全額が返還されます。
このあたりは良心的な感じが
しますね。
以上、槇原敬之さんの保釈に
際しての、保釈保証金制度に
ついての感想でした。
ではでは～
槇原敬之が所持していた
危険ドラッグのラッシュに
ついてはこちら
