人間ドック驚きの会費300万円も!『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』

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(出典 :https://medical.secom.co.jp/prevent/kenko/ )

今回は、人間ドックのピンからキリまでをクローズアップしたいと思います。

聖路加病院でかの日野原重明医師が始めたという「人間ドック」。

今やその需要は富裕層向けの超豪華な会員制医療クラブにまで発展しました。

健康はお金で買える時代です。

資産や地位を極めた人たちの最後の願いが「健康」なのではないでしょうか。

医療ビジネスの世界を「人間ドック」を通じて見てみました。

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富裕層向け会員制人間ドックの料金がすごい

最先端の医療設備をそろえ、専属の医師をそろえ、高級ホテルもびっくりの施設をそなえた、富裕層向けの人間ドックは、庶民の常識をはるかに超えた「ビジネス」として認知されています。

近年では特に企業経営者などの間で健康への関心や、予防への取り組みが高まっているといいます。

万が一、自分が倒れたら、会社の経営にダメージを与えるという現実的な憂慮が動機となり、最先端医療で全身のチェックを行い、必要なら最高の医療を受けたいというのは、お金に代えがたい、という言葉がぴったりくる要求です。

また、彼らは、自分の健康管理を「投資」とも捉えています。

では、富裕層と言われる人たちは「健康」にいくら払っているのでしょうか。

また、著名人や芸能人など、プライバシーを優先する人たちはどんなサービスを受けているのでしょうか。

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・SBIメディックの場合

(出典 : https://sbi-medic.tokyo/index.html)

SBIウェルネスバンクが運営する「SBIメディック」は、経営者の健康管理を支援するため、2009年に開始された、会員制医療クラブです。

2日間の人間ドックではMRIやCT、内視鏡、超音波検査、腫瘍マーカーや遺伝子検査などを含む最先端医療での健康チェックが行われるのはもちろん、万が一病気が発見された場合は、専属のカウンセリングドクターによる診察を経て、国内外の最高レベルの専門病院が紹介されます。

また、診療に加えて、アンチエイジングや形成外科、毛髪再生治療、シミ治療などの施術も行われるのが特徴です。

会員は、経営者が中心ですが、最近は中国やロシアの富裕層も訪れており、日本の医療ツーリズムの増加が表れているそうです。

これら人間ドックの他に、ヘルスケアセミナーや、24時間対応の電話相談、エグゼクティブラウンジの使用なども含まれると、お値段は・・・

入会金1,500,000円
年会費 500,000円
会員資格期間 15年

年初は2,000,000円かかるわけですね。

15年間の年会費は7,500,000円にも上ります。これを安い投資と見る会員が700人以上いるそうです。

ムリ!という人には「お試しドック」195,000円で1日コースと2日コースがあるそうです。

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・セコム健康くらぶKENKOの場合

(出典 :https://medical.secom.co.jp/prevent/kenko/)

セコム医療システムによる「セコム健康くらぶKENKO」は、暮らしの安全に加えて健康の安心をサービスしています。

人間ドックを行なう四谷のクリニックのラウンジには名画が飾られ、さらに検査後の食事は、フレンチの三国清三シェフがプロデュースする院内レストランでとることができるという、まさに高級ホテル並みの環境が特徴です。

完全予約制のため、他の会員とバッティングすることがないことから、芸能人の利用も多いとか。

検診にあたっては、一人一人に主治医を選任し、PET/CTによるがん検査の他、MRIによる脳検査、内視鏡検査など、最新技術による診療が受けられます。

もちろん、24時間対応の電話相談もアリ。

お値段は・・・

個人会員 2,000,000円
家族会員(個人会員の配偶者) 1,000,000円

年会費 500,000円

いきなり会費がSBIの2倍になってますが、こちらも好評のようです。

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・グランドハイメディック倶楽部の場合

リゾートトラスト系列の「グランドハイメディック倶楽部」は、東京をはじめ、大阪、名古屋、京都などの他、山中湖などリゾート地を含む全国8か所でサービスを受けられるのが特徴です。

特に東日本大震災を経て2013年以降、入会者が倍増したそうです。

病気の検査としてのPET/CT、MRI、超音波診断などの主要検査に加えももちろんですが、こちらは健康寿命をのばすためのサポートに重点を置いており、エイジングケアが充実しています。

お値段は・・・

入会金 3,000,000円

月会費   46,000円

   (年単位で552,000円)

会員資格期間  15年

全国展開とはいえ、入会金がうなぎのぼりですが、これで会員数が2万人というのは想像を絶しますね。

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日本初の人間ドック・聖路加病院

日本で初めて「人間ドック」を採用したのは、かの日野原重明医師率いる聖路加病院であることは有名です。

1954年以来続く「元祖」たる聖路加の人間ドックはどうなっているのでしょうか。

1日人間ドック
胃検査なしコース 68,040円
胃X線バリウムコース 73,440円
胃内視鏡コース 83,160円
2日間ドック:205,200円
3日間ドック:375,840円
1週間ドック:695,520円

コース内容を細かく選べるところが良心的ですね。全部乗せの1週間ドックでも、上述の富裕層向けコースの年会費程度で受けられます。

人間ドックは、一般の患者とは別エリアで受けることができ、また受けた当日に結果を聞くことができるのもよいところです。

さらに、診断待ちの間の食事はホテルオークラの料理で、こちらもリッチな仕様です。

また、「聖路加フレンズ」という会員制健康クラブもあり、富裕層向け程ではありませんが、年1回の人間ドックと24時間電話相談のサービスが手ごろな料金で受けられます。

入会登録料  100,000円
月会費     12,000円

(年会費換算 144,000円)

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おまけ・ウチの近所の人間ドックでは

最後にウチの近所の病院で実施されている普通の人間ドックも紹介したいと思います。

・ウチから自転車で10分のA病院の場合

日帰り人間ドック:39,000円
脳ドック     35,000円
成人病健診    28,600円

オプション検査
乳房X線 5,000円

骨密度 3,500円

腫瘍マーカー 2,500~3,200円

他、婦人科系のオプションが充実

全部行っても15万円くらいですね。

予約はあってもなくてもいいみたいなので、気軽に受けられそうです。

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まとめ

繰り返しますが、健康はお金で買える時代です。

「健康への投資」、あるいは「安心を買う行為」、いずれにしても人間は体が資本ですので、富裕層の人たちが大金をかける気持ちも分かりますね。

しかし、世界には最低限の医療すら受けられない人が億単位で存在します。上述の超高額会員制医療と比べて、ちょっと複雑な気分にもなりました。

自国で十分な最先端医療が受けられる日本は、とても幸運な国であるなと、今回思った次第です。

余談ですが、自治体によっては一定年齢以上の人の人間ドック受診に補助金が出る場合もあるようです。1~2万円程度ですが、庶民にはありがたいですね。

以上、人間ドックのあれこれでした。ではでは~

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