(出典 : https://type.jp/st/feature/4142)
今回は、10月16日オンエアの
『あいつ今何してる?』に
出演される,
「Payme(ペイミー)」
代表取締役の後藤道輝さんを
クローズアップしたいと思います。
起業に当たって大きく影響した
という学生時代のことから、
「Payme(ペイミー)」とは何か、
そして将来のビジョンについて
調べてみました。
プロフィール
後藤道輝さんは、1992年生まれ。
消防士の父と、看護士の母の間に
生まれたことで、幼いころから
「人のためになること」を仕事に
したいと思っていたそうです。
中学時代
生まれ育った東京・蒲田を離れ、
中学は名門・聖光学院に進学します。
ここで後藤道輝さんは、
ブレイクダンスと出会い、
熱中していきます。
しかし、聖光学院の学生たちは、
名門ということもあって、
経営者や医師など、いわゆる社会的
ステータスのある親の子、金銭的に
恵まれている子が多かったとか。
おこづかいはもちろん、服や
持ち物などにかけるお金が
目に見えて違うことで、
後藤道輝さんは、格差を
意識したそうです。
また、ブレイクダンスの
仲間たちにしても、
「お金がないので大会に出場できない」
「お金がないので続けられない」と
お金のためにあきらめる人が少なからず
いたことに気づきます。
とても上手い、全国レベルの
ダンサーが、お金がない、という
理由で機会を失っていく。
それを目の当たりにした
後藤道輝さんは、将来について、
お金のない人を助けることを
仕事にしたいと強く思うように
なったといいます。
慶應大学時代
後藤道輝さんは、
慶應義塾大学へ進学して、
さらにその思いを強くする
ようになります。
大学内では、幼稚舎から
エレベーター式に進学してきた
「カネモチの内部生」と、
そうでない「外部生」に分かれて
おり、そこにも経済格差が
あったのです。
湘南藤沢キャンパスに通う
後藤道輝さんは、駅から
自転車で30分かけて
キャンパスに通っていましたが、
一方で駐車場にはベンツや
BMWが停まっているのも
思いを強くしたことの一つ
だったそうです。
そこで、後藤道輝さんは、
世界に目を向けようと、
カンボジアにボランティアで
行ったり、インドネシアで
インターンをしたりして、
経験を積みます。
そのころ、バングラディシュの
グラミン銀行のことを知り、
マイクロファイナンスという
仕組みを知ったことが、
ペイミーの誕生の原点になりました。
就職
慶応義塾大学を卒業したあと、
後藤道輝さんは、ベンチャー
企業のEast Venturesに
入社します。
そして投資先だったメルカリや
CAMPFIREなどに出向し、
システムを学びます。
さらに転職してDeNAに
入社すると、戦略投資推進室へ
配属され、お金の専門部署で
キャリアを積みました。
ここで、貧困層への投資に
関わりたいと願っていた
後藤道輝さんは、給料を
即日払いするという
事業モデルを構想し、
起業を決意しました。
2017年、27歳の時に独立。
同年にすぐ、給料即日払い
サービスアプリ
「Payme(ペイミー)」を
世に出しました。
起業、「Payme(ペイミー)」とは
日本の現行の給料の
ほとんどは、月末締めの
翌月払いです。
しかしこの制度だと、
仕事を始めてから最長2か月間、
収入が入ってこない状況に
陥ります。
アルバイトの学生や、
新社会人が仕事を始めて
すぐにお金をもらいたいと
思っても、日本の給料体系では
2か月も待たされてしまうことに、
後藤道輝さんは着目しました。
「Payme(ペイミー)」は、
今日働いた給料を今日もらう
ことのできるシステムなのです。
現在の日本の給料制度は、
戦後から70年間、全く
変わっていません。
時代は、桁ら着方改革として、
多様な働き方を提唱して
いますが、給料に関しては
旧態依然のまま。
能力や才能を持っていても、
「お金がない」ために諦め
なければならない、そういう
「機会損失」を、社会が柔軟に
変わって支えていかなければ
ならないという思いから
作られたシステムなのです。
また、20代の60%には
貯蓄がない、というデータも
あります。
彼らに急な出費の必要が出た時、
「お金がないから」という
理由で機会を失ってほしくない。
給料にも自由化の波が来ている、
と後藤道輝さんは確信しています。
「Payme(ペイミー)」の将来
後藤道輝さんのビジョンは、
子どもの頃の「人助けできる人に
なりたい」という思いから
変わっていません。
お金がない、経済格差で底辺にいる、
そんな人たちに届くかたちで
お金を回したい、
「Payme(ペイミー)」で給料を
もらう人たちが、すぐに給料を手に
できること。
給料を払う人たちにとっても
経理などの労力を自動化して
省力化に貢献できること。
それらをとおして、
「お金を理由にあきらめない」社会を
創造したいと、後藤道輝さんは
考えています。
ゆくゆくは、手数料をゼロにしたい。
フリーランスや派遣などで働く
人たちの退職金を出せる仕組みを
考えたい。
そうして資金の偏りを解消させて、
将来はノーベル賞を取りたいと、
真摯に願っているそうです。
月末締めの翌月払いという
長いスパンから、即日払いへ。
お金の流れは間違いなく、
活気を得ると思います。
それは、お金が血液のように
回ることが第一義の資本主義社会の
あるべき姿ではないでしょうか。
以上、後藤道輝さんの
プロフィールと、
「Payme(ペイミー)」の将来に
ついてでした。
ではでは~
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