(出典 : https://www.ytv.co.jp/gokushufudo/)
『極主夫道』第5話です。
第4話のラストで車にはねられた
龍は無事なのか?
すれ違う龍と美久はこのまま
別れてしまうのか?
今回は、龍と美久のなれそめを
はじめ、原作にない意外な事実が
次々判明し、コメディ要素は
控えめになってました。
このドラマの制作側は、
どうしても家族の物語として
きれいにまとめたいようですが、
『極主夫道』はコメディだから
面白いわけで、そこに絆!とか、
愛!とかを前面に出されると、
なんか違う気がするのですが、
どうなのでしょう。
※他の回のネタバレ感想は
このページの最後にまとめて
あります。
龍が行方不明
前回、車にはねられた龍ですが、
無事?起き上がります。
運転していたのは女性で、
どうやら極道とは関係のない模様。
龍を狙ったヒットマンの犯行では
ありませんでした。
しかし、警官が来たときには、
龍の姿はもうなく、
「車にぶつかって8メートルも
飛ばされた人間が歩いて去って
行ったってどういうことだ?」
と首をかしげます。
こんなところでも不死身の龍は
不死身なのでした。
なんか心配して損した気分ですね。
この顛末は視聴者の憶測をよそに
あっさり片付いてしまいました。
しかし、龍は家に戻りません。
というか、お互いスマホで連絡を
取り合おうとしているのですが、
なぜかすれ違います。
「帰るヤサがないんや」
と、剛拳の虎のキッチンカーに
もぐりこんで夜を明かす龍。
虎は龍を追い出しますが、事情を
聞くと、「独身組へようこそ」と
嫌味をたれます。
極道がカタギと一緒になってもうまく
いくはずがない、というのでした。
龍は極道に戻ってしまうのか?
美久の携帯にも出ないことで、
本格的に行方不明となる龍ですが、
天雀会の組長・江口と雲雀の
姐さんは、龍が極道の世界に
戻ってくるのではないかと
期待します。
ともあれ、美久たちよりも
先に龍を見つけないと、と
息巻いて街に繰り出します。
原作ファンびっくり!龍のフルネームが判明!
行方不明の龍を探すために、
江口たちは張り紙をペタペタ
貼る古典的な方法に走ります。
が!ここになんと龍のフルネームが
書かれていました!
↓このチラシの下の青文字ですす。
これは原作にも出ていない、
驚きの新事実です。
張り紙には、黒田龍と書かれて
います。
原作者公認の名前なのでしょうか?
美久は、黒田美久なのでしょうか?
まさか夫婦別姓?
一瞬のシーンでしたが、かなり
びっくりしました。
龍と美久、そのなれそめ
美久は、龍と出会った時のことを
思い出します。
実は美久は、20歳の学生の時に
妊娠したのですが、男には
逃げられてしまったという過去を
持っていました。
一人でも産むと決めて、美久は
向日葵を産んだのです。
ファミレスでアルバイトをする美久
でしたが、そこに龍と雅が来店。
見た目がヤクザなので思い切り
警戒する美久や従業員たちでしたが、
龍はその後なんども来店し、美久に
だけ注文を頼むのでした。
やがて少しずつ、お互いの話をする二人。
「子持ち? ええやないか」
と言う龍。しかし実は、注文した
子持ちカレイの煮つけの話だったり、
「ケッコンの話、しようやないか」
というのも、結婚じゃなくて血痕!
だったりと、微妙にすれ違いますが、
それでも惹かれ合った2人は、
ある雨の日に龍がバラの花を持って
きたことで、思いを通じ合わせます。
「守りたいんや」
と言った龍は、天雀会へのケジメとして、
敵対する組を壊滅状態にするかわり、
極道の世界から足を洗ったのでした。
前回、制作したDIYの椅子にも、
思い出のバラの花がペイント
されていました。
このプロポーズが2年前であった
こと、向日葵が龍とは血縁関係で
ないことがはっきりしました。
美久の気持ちは?
龍の行方が気になりつつも、
大事なプレゼンに臨む美久。
しかし、上司がまたしても、龍が
元極道であることを引き合いに、
美久に嫌味を言ってきます。
クライアントの機嫌を損ねない
ように、とくぎを刺された美久
ですが、龍が行方不明になって、
何やらふっきれた様子になり、
プレゼンの場で、
「私の夫は元極道です」
といきなりカミングアウトして
しまいます。
そしてなぜか「語り」モードに
入る美久。夫は元極道でも、今は
足を洗って、立派な主夫になって
いる、と、思いのたけをぶちまけます。
いきなり「夫語り・自分語り」を
する美久に、なぜ今ここで?と
ポカーンでしたが、クライアントも
ポカーン、かと思いきや、会議室を
出ようとする美久に、「あなたの
プレゼンが聞きたい」と神対応。
なんだかよくわからないのですが、
美久の大仕事はどうやら決まった
ようです。
「さかずきごと」とは?
龍の足取りを探すうちに、
インスタに上がった写真を
見つける雅たち。
しかし、その写真の背景に雅は
驚きます。
ヤクザの世界でいう、
「盃事(さかずきごと)」、つまり
誓いの儀式の際のしつらえが写って
いたのです。
と、なぜかここからマンガモードに
入るのですが、理由は不明です。
虎の推理では、龍が大城山組に
入門するのではないかとのこと。
極道の世界に戻るとしても、
まさか敵対する大城山組に
入ってしまうのか?
だとしたら一刻も早く龍を見つけて
止めねば!
天雀会の江口と雲雀、雅は大あわてで、
インスタに写っていた場所に
駆け付けます。
ケジメと盃事の正体は
なにやら小ぎれいな場所にたどり
着いた江口たちは、「ここだ!」と
一気にカチコミをかけて突入、
盃事を阻止しようと・・・
したのですが、そこにいたのは、
正装した龍と美久、そして向日葵と
美久の両親でした。
龍が決意した盃事とは、結婚式
だったのです。
実は、龍と美久は式を挙げて
いなかったので、龍は「ケジメ」
として式をきちんと上げることを
決意していたのでした。
しかも、美久の母親は、
「インターネットで調べた」といって、
極道の口調になり、
「決意が決まりましたらば、その盃を
干してください」と言います。
グッと一息にあおる龍。
「しかと懐中に収めました」と
仁義を切るのでした。
駆け付けた面々も加わって、
めでたく結婚式が終わるのでした。
大団円
そうして龍と美久の一家に日常が
戻りました。
美久の両親も一緒にみんなで
鍋を囲みます。
あとかたずけ手伝うよ、という
美久と、龍の薬指には指輪が
はまっていたのでした。
今回は、コメディ要素が少なく、
原作要素も少なく、オリジナリティ
100%の展開となりましたが、
原作で語られていなかった龍と
美久のなれそめを映像化したのは
おどろきでした。
物語としては中盤だと思うので、
今後またコメディに戻ってくれる
のか、それともハートフルホーム
ドラマとして独自路線を行くのか・・・
私としてはコメディ路線を希望
するのですが、今後も楽しみです。
以上、『極主夫道』第5話の感想でした。
ではでは~
他の回のネタバレ感想はこちら↓
第1話
龍と娘・向日葵は血がつながってない?
第2話
剛拳の虎二郎登場 主婦の喧嘩祭りとは?
第3話
極道のハロウィンがケッサク!
第4話
元・極道の夫はバリキャリの妻にふさわしくない?
第6話
舎弟・雅の恋に意外な邪魔者が?
第7話
龍が現ナマをかき集めるぺくシノギに走る
第8話
商店街を救え!龍のスイーツ対決
第9話
向日葵を誘拐したのは誰?
第10話 最終回
龍が余命3か月?! 最後のクリスマス